『ザ・バットマン』続編、2027年10月に公開予定―ロバート・パティンソン主演で来年撮影開始!

ワーナー・ブラザース・ディスカバリーによると、マット・リーヴス監督による『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022年)の続編は来春に撮影開始予定で、ロバート・パティンソンのスケジュールはどんどん埋まってきている。
同社が木曜日に株主向けに送付した書簡によれば、『ザ・バットマン パート2(原題)』はついに来春(2026年)に撮影を開始し、2027年10月1日の劇場公開を目指していると発表した。
リーヴスの最初のDC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は2022年に公開され、大ヒットを記録し、世界興行収入は7億7,000万ドル(約1,000億円)を超えた。主演のロバート・パティンソンはバットマン役として続編でもゴッサムに戻ってくる。パティンソンは今年に入ってからも多忙で、クリストファー・ノーラン監督の『オデュッセイア(原題:The Odyssey)』やドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『デューン 砂の惑星PART3』といった大作の撮影に取り組んでいる。
※2022年の平均為替レート、1ドル=130円前後で換算
さらにデヴィッド・ザスラフは、「ジェームズ・ガンはすでに“スーパー”ファミリーの次回作の執筆準備に入っている」とも明かした。株主への書簡によれば、ガンは『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー(原題)』(2026年)、『クレイフェイス(原題)』(2026年)、そして次回作の『ワンダーウーマン』に取り組んでいるという。
ガン監督の作品でデヴィッド・コレンスウェットが主役を務めた『スーパーマン』は、世界興行収入5億ドル(約734億円)を突破した。ワーナー・ブラザースは続けて、「DCスタジオのキャラクターたちは、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーにとって最も価値のある知的財産の一つであるだけでなく、エンターテインメント界で最も価値のある資産の一つでもある」と述べた。
※2025年8月8日時点の為替レートで換算
ガンは昨年、ソーシャルメディア上で、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』と『ザ・バットマン パート2(原題)』の5年という間隔をファンが批判した際、リーヴスを擁護した。「公平に見て、5年かそれ以上の間隔は続編ではかなり一般的だ」とガンは語った。
「『エイリアン』(1979年)と『エイリアン2』(1986年)の間は7年。『Mr.インクレディブル』(2004年)と次作の間は14年。最初の『ターミネーター』2作の間は7年。『アバター』の間は13年。『トップガン』の間は36年。そしてもちろん、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年)と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Volume 3』(2023年)の間は6年だ」
ガンは続けてこう語った。「みんなマットのことを急かすのはやめるべきだ。マットが必要なだけの時間をかけて脚本を書かせてあげればいい。それが筋だ。あなたがマットの映画を好きだからといって、マットがあなたに何かを返す義務があるわけじゃない。つまり、あなたが彼の映画を好きなのはマットのおかげだから。マットには彼自身のやり方でやらせてあげよう」
書簡にはまた、「DCユニバースの10年構想には、テレビ企画の数々も含まれており、最近エミー賞に24部門ノミネートされ、HBO Maxで2,000万人近くの加入者に視聴された『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』(2024年)、まもなく始まる『ピースメイカー』(2022年~)の新シーズン、そして2026年に始まる『ランタンズ(原題)』などがある」と記されている。
DCフランチャイズは、計画的かつ着実な方法で、映画やテレビから消費者向け商品、ゲーム、体験型イベント、そしてSNSに至るまで、スタジオの幅広い取り組みにますます組み込まれていくことになるだろう。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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