クリステン・ウィグ、実写映画『マスターズ・オブ・ユニバース』でロボット役声優に決定！豪華キャスト＆公開日情報まとめ

Amazon MGMスタジオとアメリカの玩具メーカーのマテル社が手がける映画『マスターズ・オブ・ユニバース（原題：Masters of the Universe）』の機械戦士ロボットの声を務めるのは、俳優のクリステン・ウィグであることが判明した。

1980年代の伝説的おもちゃシリーズが実写映画化

同作は現在、編集作業の仕上げ段階にあり、1980年代に初登場した代表的な玩具シリーズおよび当時の人気アニメを基にしている。物語は、エターニアの王子アダムを中心に展開する。アダムは「パワーソード」によって屈強な戦士ヒーマンへと変身し、超人的な強さと能力を手にする。そして仲間たちと共に、邪悪なスケルターとその軍勢から惑星を守るのである。

ニコラス・ガリツィンとジャレッド・レトが主演

主演を務めるのは、剣を振るう王子アダム役のニコラス・ガリツィンと、謎めいたグレイスカル城の秘密を狙う邪悪な魔術師スケルター役のジャレッド・レトである。

Jared Leto and Skeletor — スケルター役のジャレッド・レト　写真： Victor Boyko/Getty Images; Courtesy of Amazon MGM Studios

豪華キャスト陣がさらに充実

豪華な出演陣には、カミラ・メンデス（ティーラ役）、モリーナ・バッカリン（ソーサレス役）、ジェームズ・ピュアフォイ（キング・ランドー役）、アリソン・ブリー（イービル・リン役）、シャーロット・ライリー（マレーナ女王役）、ヨハンネス・ハウクル・ヨハネッソン（フィスト／マルコム役）、そしてイドリス・エルバ（ダンカン／マント・アット・アームズ役）が名を連ねる。

ティーラ役のカミラ・メンデス　写真：Dimitrios Kambouris/Getty Images for Tribeca Festival; Courtesy of Mattel

さらに、サム・C・ウィルソン（トラップ・ジョー役）、ハフソー・ユリウス・ビョルンソン（ゴートマン役）、コジョ・アター（トライクロップス役）、サシーア・ザメイタ（スージー役）、ジョン・シュエ・チャン（ラムマン役）、クリスチャン・ブニポラ（フセイン役）も出演する。

（左から）ジョン・シュエ・チャン、サシーア・ザメイタ、クリスチャン・ブニポラ　写真：Tyrell Bromes; Kim Newmoney; Diana King

クリステン・ウィグが声優を務めるロボットの詳細設定

ロボットはマン・アット・アームズ（エターニア王国の武器開発者）によって作られた存在であり、「ヒロイック・ウォリアーズ」と呼ばれる部隊の一員である。半透明の装甲を持つ身体を持ち、その内部構造が透けて見えるのが特徴である。また片腕には交換可能な部品が備えられており、かぎづめ、レーザーガン、斧などに付け替えることができる。従来、このキャラクター役の声優は男性が務めてきた。

トラヴィス・ナイト監督が手がける大作

本作の監督を務めるのはトラヴィス・ナイトであり、Amazon MGM Studiosは2026年6月5日に全世界で劇場公開する予定である。

『マスターズ・オブ・ユニバース（原題：Masters of the Universe）』はエスケープ・アーティスツとマテル・スタジオが製作し、脚本はクリス・バトラーが手がけている。

クリステン・ウィグの声優経験と実績

クリステン・ウィグは、Apple TV+のコメディ作品『パーム・ロワイヤル』（2024年～）で主演を務めたのが直近の実写出演であるが、声優としても豊富な経験を持つベテランである。これまで『怪盗グルー』（2010年～）シリーズや『ヒックとドラゴン』（2010年、2014年、2019年）シリーズといった映画に加え、Foxのアニメ『ブレス・ザ・ハーツ（原題：Bless the Harts）』（2019～2021年）やPrime Videoの『ソーセージ・パーティー～理想郷フードトピア～』（2024年～）などのテレビシリーズでも声を担当してきた。