ザック・スナイダー、今月撮影開始の最新作はインディー制作の戦争映画に—タイトルは『The Last Photograph』

Zack Snyder, Stuart Martin and Fra Fee
(左から)ザック・スナイダー、ステュアート・マーティン、フラ・フィー 写真: Emma McIntyre/Getty Images for Netflix, Michael Tran/Getty, Stuart C. Wilson/Getty Images
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DCのスーパーヒーロー映画やアクション、スリラーに定評があるザック・スナイダー監督。そんな彼の最新作はこれまでと一味ちがったテイストになるようだ。

ザック・スナイダーは今月末、最新作『ザ・ラスト・フォトグラフ(原:The Last Photograph)』の撮影を始める。なんでも同作はスナイダーが20年近く温めていたアイデアに基づく作品だという。なお、過去のスナイダー作品と違い、今回はインディー制作のため予算は遥かに少ないようだ。

主演をつとめるのはスナイダーが過去に監督した『REBEL MOON』二部作(2023-2024)にも出演したスチュアート・マーティンとフラ・フィーのふたりと伝えられている。また、スナイダーの妻で長年の仕事仲間であるデボラも制作に加わるようだ。

現時点で判明している情報によれば、『ザ・ラスト・フォトグラフ』は戦争映画になるという。あらすじとしては、両親を殺害された元DEA(連邦麻薬取締局)捜査官が失踪した甥と姪を探すため、落ちぶれた元戦場カメラマンとともに危険な南米のジャングルに潜入するという物語だ。

ちなみに、この作品は2010年代にも映画化の計画があったという。当時の構想では舞台はアフガニスタンで、クリスチャン・ベールショーン・ペンのW主演という豪華キャストが計画されていたようだ。しかし、スナイダーが同時期にDC作品に専念するため計画はお蔵入りとなっていた。

撮影開始に先駆けて、スナイダーは米『ハリウッド・リポーター』にコメントを寄せてくれた。

「カメラを自分の手で持って、こぢんまりとした感じで映画を撮るというのは魅力的でした。『ザ・ラスト・フォトグラフ』は生と死とは何かを問い詰める作品です。私自身の人生で経験した試練の中で考えたアイデアを映像化したものといえるでしょう」

これまでのスナイダーとは一風変わった作風となりそうな『ザ・ラスト・フォトグラフ』。続報に期待したい。

 本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら

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