2026年公開注目作まとめ:『ウィキッド 永遠の約束』『トイ・ストーリー5』『マイケル』ほか
2026年公開予定の注目新作映画を一挙紹介!
『ウィキッド 永遠の約束』『プラダを着た悪魔2』『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』を始め今年は話題の超大作が続々と公開される。
そのほか、アカデミー賞最有力候補や超人気ディズニー映画の続編など、お待ちかねの作品の公開日を一挙にご紹介していく。
2026年1月
『ロストランズ 闇を狩る者』1月1日公開

ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者ジョージ・R・R・マーティンが手掛けた短編小説を映画化したダークファンタジー。『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン監督が再タッグを組む。
愛と権力に飢えた王妃の願いを叶えるため、案内人ボイス(演:デイヴ・バウティスタ)とともに、魔物が支配する“ロストランド”へと旅立つ魔女のグレイ・アリス(演:ミラ・ジョヴォヴィッチ)。だが、彼女を異端として裁いた教会の総司教と、冷酷無比な処刑人アッシュの追跡が迫る。さらに、辿り着いた絶望の地で、アリスに呪われた運命が牙を剝く。
『ワーキングマン』1月2日公開

『ビーキーパー』の主演ジェイソン・ステイサムと監督デヴィット・エアーが再タッグを組んだハードワーキング・アクション。製作&共同脚本にシルヴェスター・スタローンが参加している。
元特殊部隊員のレヴォン・ケイド(演:ジェイソン・ステイサム)は、危険な世界から身を引き、現場監督として安全第一をモットーに働いていた。レヴォンは平穏な生活を送り、娘の良き父親になりたいと願っていたが、恩人である建設会社の上司の娘ジェニーが失踪してしまう。レヴォンは行方不明のジェニーを捜索するうちに、人身売買を生業とする巨大な犯罪組織の存在を突き止め、封印していた特殊部隊のスキルを発動し、熾烈な戦いへと身を投じていく。
『コート・スティーリング』1月9日公開

アカデミー賞常連ダーレン・アロノフスキー監督が、オースティン・バトラーを主演に迎えた最新作『コート・スティーリング』が、2026年1月9日より全国公開される。本作は1998年のニューヨークを舞台に、人生のどん底にいる元野球選手ハンクが、隣人から預かったネコをきっかけにロシア系・プエルトリコ系マフィア、さらにはニューヨーク市警にまで追われる混乱へ巻き込まれていく物語。“ネコの世話”という些細な出来事が、裏社会の巨額マネーに絡む危険な事件へとつながり、ハンクは暴力と裏切りの連鎖の中で復讐を決意する。
タイトルの「Caught Stealing(盗塁失敗)」は野球用語で、チャンスを失った男の再起を象徴。バトラーは“負け犬から反撃者”へ変貌する複雑なキャラクターを熱演する。共演にはレジーナ・キング、ゾーイ・クラヴィッツ、マット・スミスなど豪華キャストが集結し、バッド・バニーも登場。
アロノフスキーならではの心理描写と90年代NYの陰影を描く世界観が高く評価され、米Rotten Tomatoesでは“フレッシュ”を獲得。ソニー・ピクチャーズが実施した“謎試写”でも大きな話題を呼び、SNSでは期待が急上昇している。
『おくびょう鳥が歌うほうへ』1月9日公開

ベストセラーとなったエイミー・リプトロットの回想録『THE OUTRUN』を、ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した『システム・クラッシャー』のノラ・フィングシャイト監督が映画化。主演をシアーシャ・ローナンが務める。
ロンドンの大学院で生物学を学んでいた29歳のロナ(演:シアーシャ・ローナン)は10年ぶりにスコットランド・オークニー諸島の故郷へと帰ってくる。かつて大都会の喧騒の中で、自分を見失い、お酒に逃げる日々を送っていた彼女は、ようやくその習慣から抜け出した。しらふの状態で、心を新たに生きるロナ。だが、恋人との関係に亀裂を生み、数々のトラブルも引き起こした記憶の断片が、彼女を悩ませつづける。
『28年後… 白骨の神殿』1月16日日米同時公開
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前作でダニー・ボイルとアレックス・ガーランドが築いた物語を、本作の監督であるニア・ダコスタが拡張しつつ、それを根底から覆すかもしれない世界を新たに創り上げる。
前作のラストで、ジミー(演:ジャック・オコンネル)率いる謎の金髪カルト集団「ジミーズ」に助けられた少年スパイク(演:アルフィー・ウィリアムズ)。本作では、罰と恐怖によって人間を支配する彼らの中でおびえた表情を見せるスパイクの姿も描かれる。
『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』1月16日公開

シリーズ開始から15年、ついに完結!英国貴族の壮麗な屋敷(ダウントン・アビー)を舞台に、一族と使用人たちが織りなす人間模様を描いたイギリスドラマの金字塔が映画3作目をもってついに終焉する。
1930年、ロンドン。クローリー家とダウントン・アビーの使用人たちは、きらびやかな夏の社交シーズンを迎えていた。しかし、長女メアリー離婚のスキャンダルが報じられ、一家の名声を脅かす。社交界から締め出されたメアリーの前に現れたのは、ニューヨーク出身の財務アドバイザー:サムブルック。ところが…。
『モディリアーニ!』1月16日公開

ジョニー・デップが『ブレイブ』(1997)以来約30年ぶりに監督を務めた作品。長年の友人であるアル・パチーノの声かけから実現した。
物語の舞台は1916年、戦火に包まれたパリ。主人公アメデオ・モディリアーニは才能に溢れながらも批評家に認められず、作品も売れない日々を送っていた。酒と混乱に満ちた生活の中で、キャリアを捨ててこの街を去ろうとした彼を引き止めたのは、仲間たちとミューズの存在だった。そこから始まる人生を変える運命の3日間は、狂気と情熱に満ちている。その先に待つのは破滅なのか、それとも再生なのか。
『MERCY/マーシー AI裁判』1月23日公開

膨大な情報が錯綜し、観るものを惑わすリアルタイムリミット型アクションスリラー。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのクリス・プラットが主演を務める。
2029年を舞台に、AIが司法を担う近未来を描く。ロサンゼルス市警の刑事レイヴン(演:クリス・プラット)は、ある日妻を殺害した容疑で裁判にかけられ、“AI裁判官”(演:レベッカ・ファーガソン)と対峙する。刑事はAI裁判官に対し、わずか90分で無実を証明しなければならない過酷な状況に立たされる。
『ランニング・マン』1月30日公開

スティーヴン・キングの同名小説を原作に、監督をエドガー・ライト、主演をグレン・パウエルが務めた本作。同原作は1987年にもアーノルド・シュワルツェネッガー主演で『バトルランナー』として映画化されている。
近未来を舞台に、参加者が30日間プロの暗殺者から逃げ延びることを条件に、賞金を獲得していくという過酷なデスゲームが展開する。ゲームの模様はすべてテレビで生中継されており、視聴率の上昇とともに賞金額も増えていく。
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2026年2月
『クライム101』2月13日公開

現代アメリカを代表する犯罪小説の巨匠・大ベストセラー作家ドン・ウィンズロウの原作を映画化したクライムアクション。クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、バリー・コーガン、ハル・ベリーほか豪華キャスト陣が共演する。
アメリカ西海岸線を走るハイウェー<101>号線上で、数百万ドルの宝石が消える強盗事件が多発。4年間にも及ぶデーヴィス(演:クリス・ヘムズワース)の犯行は一切のミスがなく完璧だったが、人生最大の大金を得るために高額商品を扱う保険会社に勤めるシャロンに接触し、共謀を持ちかけたことから思わぬ綻びを見せ始める。
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『センチメンタル・バリュー』2月20日公開

『わたしは最悪。』(2021年)のヨアキム・トリアー監督最新作。第78回カンヌ国際映画祭(2025年)では本映画祭最⻑19分間に及ぶ圧巻のスタンディングオベーションで堂々のグランプリを受賞した。ハリウッドからエル・ファニングも出演。
オスロで俳優として活躍するノーラと、家庭を選び息子と穏やかに暮らす妹アグネス。そこへ幼い頃に家族を捨てて以来、⻑らく音信不通だった映画監督の父・グスタヴが現れる。自身 15 年ぶりの復帰作となる新作映画の主演を娘に依頼するためだった。怒りと失望をいまだ抱えるノーラは、その申し出をきっぱりと拒絶する。
『レンタル・ファミリー』2月27日公開

アカデミー賞俳優ブレンダン・フレイザー主演、HIKARI監督による東京を舞台にした心温まるドラマコメディ。平岳大、山本真理、柄本明ら日本人キャスト陣が出演。
主人公フィリップ(演:ブレンダン・フレイザー)は、東京で暮らして7年になるアメリカ人俳優。かつて有名なCMに出演したが、今では舞台で「木の役」を演じるほどに落ちぶれていた。そんな彼が紹介されたのは、「悲しみに暮れるアメリカ人」を演じるという謎の仕事だった。
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2026年3月
『ウィキッド 永遠の約束』3月6日公開

アカデミー賞美術賞と衣装デザイン賞を受賞した前作『ウィキッド ふたりの魔女』の続編。ジョン・M・チュウ監督による2部構成映画で、オズの魔女たちの知られざる物語を描く大作。アリアナ・グランデが善の魔女グリンダ、シンシア・エリヴォが西の悪い魔女エルファバを演じる。
悪名を着せられ追放されたエルファバが、欺瞞に満ちたオズの魔法使い(演:ジェフ・ゴールドブラム)の正体を暴こうとする。一方、グリンダはエメラルドシティの宮殿で“善の象徴”として君臨している。しかし、オズ全土を揺るがす陰謀が明かされる中、疎遠になったふたりはかつての絆を取り戻し、運命を共に切り開いていくことになる。
本作はジョン・M・チュウ監督のもと、前作のスケール感を受け継ぎつつ「親密さ」を強調した演出が目立つ。シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデの歌唱は短調のバラードでしっとりと聴かせる場面が多く、舞台的な大掛かりなスペクタクルを好む層にも新たな魅力を提示している。
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『私がビーバーになる時』3月13日公開

ディズニー&ピクサー最新作『私がビーバーになる時』(原題:Hoppers)が2026年3月13日公開。動物好きの大学生メイベルが、意識をビーバー型ロボットに転送する技術で動物界へ“ホップ”し、池の掟が支配する厳しい世界で仲間と出会いながら森を守る使命と動物側の反発の狭間で葛藤する物語だ。
監督は『インサイド・ヘッド』出身のダニエル・チョン。ジョン・ハムやメリル・ストリープら豪華声優陣が参加し、「もしも動物の世界の住民になれたら」を通じて環境問題や共生のテーマを描く注目作である。
『マーティ・シュプリーム』3月:日本公開予定

A24製作、1950年代のニューヨークを舞台にしたスポーツ・ドラメ。ティモシー・シャラメが、冷遇されながらも逆境をはねのけて栄光を掴む卓球選手マーティ・マウザーを演じる。共演はグウィネス・パルトロー、オデッサ・アジオン。
シャラメ演じるマーティ・マウザーが、栄光を追い求める姿を描く。「誰にも理解されない夢」を胸に、「地獄を見ても這い上がる」という覚悟で戦う青年の物語だ。
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『プロジェクト・ヘイル・メアリー』3月20日全米公開

アンディ・ウィアー原作、ライアン・ゴズリング主演、フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督、ドリュー・ゴダード脚本によるSF作品。
中学校の教師ライランド・グレース(演:ライアン・ゴズリング)が、記憶を失った状態で宇宙船の中にいるところから幕を開ける。彼はなぜ宇宙にいるのかも、自分が誰なのかすら思い出せない。だが、そんな彼には“地球を壊滅的な災害から救う”というミッションが課せられていた。ライランドはミッションの過程で、神秘的な異星人と出会い、思いもよらぬ展開へと導かれていく。
ライアン・ゴズリング演じるライランド・グレースの孤独でユーモアのあるキャラクター表現が評価されている。製作陣は「ユーモアと感情をうまく融合させた」と語り、原作とは異なるドラマ性の厚みを映像で加えている点が注目だ。
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2026年4月
『レディ・オア・ノット』続編 4月10日全米公開

2019年のホラーコメディー映画『レディ・オア・ノット』の続編となる新作『Ready or Not: Here I Come(原題)』。
新作には、サラ・ミシェル・ゲラーとイライジャ・ウッドが出演予定。また、前作『レディ・オア・ノット』より、主演のサマラ・ウィーヴィングとマット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレット監督が続投する。
『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』4月24日公開

世界興収13億ドル(約1,919億円※)を突破した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の続編。
続編には前作から続投する声優陣が名を連ねる。マリオ役のクリス・プラット、ピーチ姫役のアニャ・テイラー=ジョイ、ルイージ役のチャーリー・デイ、クッパ役のジャック・ブラック、キノピオ役のキーガン=マイケル・キー、カメック役のケビン・マイケル・リチャードソンが続投予定。監督は前作『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023年)を手がけたアーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニックが務める。
2026年5月
『プラダを着た悪魔2』5月1日日米同時公開

メリル・ストリープとアン・ハサウェイが出演する、伝説のファッション映画待望の続編『プラダを着た悪魔2』。
前作に引き続き、エミリー・ブラントとスタンリー・トゥッチも出演。ほかにもケネス・ブラナー、シモーヌ・アシュリー(『ブリジャートン家』)、ジャスティン・セロー、ルーシー・リュー、B・J・ノヴァク、コンラッド・リカモラらが新キャストとして名を連ねる。
『アニマル・フレンズ(原題)』5月1日全米公開

ライアン・レイノルズ主演の実写×アニメのハイブリットムービー。共演は、ジェイソン・モモア、オーブリー・プラザ、アディソン・レイほか。
製作には、映画『DUNE/デューン 砂の惑星』シリーズなどで知られる大手プロダクションのレジェンダリー、ライアン・レイノルズが設立した制作会社マキシマム・エフォート、VFXを手がけるインド拠点のポストプロダクション会社プライム・フォーカス・スタジオが参加している。
『モータルコンバット2』5月15日全米公開

人気格闘アクション映画シリーズ『モータルコンバット』の最新作。地球を「アウトワールド」の邪悪な勢力から守るために立ち上がる、寄せ集めの戦士たちの物語を中心に展開。“フェイタリティ(必殺技)”や“フローレス・ビクトリー(完全勝利)”など、ゲームファンにはおなじみの要素がさらにスケールアップして登場することが予告されている。
出演は、ジョニー・ケイジ役のカール・アーバンをはじめ、アデライン・ルドルフ、ジェシカ・マクナミー、ジョシュ・ローソンをはじめ、浅野忠信や真田広之も名を連らねる。
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』5月22日日米同時公開

『マンダロリアン』のスピンオフ映画で、6年ぶりとなるスター・ウォーズの劇場版作品。ペドロ・パスカルが再びディン・ジャリン(マンダロリアン)役で登場。銀河を共に旅する相棒はグローグー。
監督を務めるのはシリーズ生みの親ジョン・ファヴロー。ジェレミー・アレン・ホワイトがジャバ・ザ・ハットの息子ロッタ・ザ・ハット役で登場する。
本作には『スター・ウォーズ:アソーカ』や『スター・ウォーズ 反乱者たち』などディズニープラス製作作品のキャラクターたちが登場すると予想されている。
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2026年6月
『Michael/マイケル』6月日本公開

“キング・オブ・ポップ”こと、マイケル・ジャクソンの物語を描いた伝記映画。主演のマイケル・ジャクソン役には、マイケルの実の甥である新星ジャファー・ジャクソンが抜擢。『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークアがメガホンを取った。
初公開された予告編は24時間で1億回を超える再生数を記録し、音楽伝記映画として異例の注目度を集めている。製作側はジャクソンの創造性とパフォーマンスに焦点を当てると明言している。
音楽活動の枠を超えて活躍したマイケル・ジャクソンの生涯が描かれ、ジャクソン5として並外れた才能が発見された瞬間から、クリエティブな野心を原動力に世界一のエンターテイナーを目指し、飽くなき追求を続けた先見的なアーティストになるまでの道のりを追う。
『トイ・ストーリー5(原題)』6月19日全米公開
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1995年に公開されたシリーズ第1作『トイ・ストーリー』の最新作。監督・脚本を務めるのは、シリーズ全作を手がけたアンドリュー・スタントン。
『トイ・ストーリー5』では、「リリーパッド」と名付けられたタブレットに夢中になる、8歳になったボニー・アンダーソンが登場。ウッディ、バズ、そして仲間たちは、実際のおもちゃよりもスクリーンに夢中になる新世代の子どもたちと向き合うことになる。声優陣には、トム・ハンクス(ウッディ役)、ティム・アレン(バズ・ライトイヤー役)、ジョーン・キューザック(ジェシー役)の続投予定。
本作は「おもちゃとテクノロジーの対立」をテーマに据え、新世代の子どもたちがスクリーン(タブレット)に夢中になる現象と向き合う物語へと発展する。監督アンドリュー・スタントンは物語の驚きを保つため、断片的な脚本管理を徹底しているという。
2026年7月
『オデュッセイア』7月17日全米公開

クリストファー・ノーラン監督が手掛ける神話的アクション叙事詩。物語の原作は、トロイア戦争の後、故郷イタカを目指して命がけの旅を続ける王・オデュッセウスの姿を描いた古典叙事詩。彼は旅の中で、一つ目の巨人ポリュペモス、セイレーン、魔女キルケ、さらには冥界との遭遇など、数々の神話的存在と対峙していく。
主演のマット・デイモンはオデュッセウス役を演じる。そのほかトム・ホランド、ゼンデイヤ、ロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴ、アン・ハサウェイ、シャーリーズ・セロン、ジョン・バーンサルら豪華キャスト陣の出演が決定している。
2026年8月
2026年9月
『プラクティカル・マジック2(原題)』9月18日全米公開

1999年に公開された『プラクティカル・マジック』の続編。監督をスサンネ・ビアが務め、オリジナルキャストであるサンドラ・ブロックとニコール・キッドマンが再登場する。
続編の構想はまだ明かされていないが、前作同様、魔法と愛の交錯するストーリーが描かれることが予想されている。前作では、孤児姉妹サリー(演:サンドラ・ブロック)とジリアン・オーウェンズ(演:ニコール・キッドマン)が魔女の血を引き、愛を見つけられない呪いに立ち向かう姿が描かれた。続編では、二人の姉妹が再び魔法を使い、過去の呪縛に向き合う姿が描かれることが予想されている。
『Forgotten Island(原題)』9月25日全米公開

ドリームワークス・アニメーションの新作映画『Forgotten Island(原題)』。本作はフィリピン神話に着想を得た、長らく忘れ去られていた魔法の島を舞台に、主人公たちが巻き込まれる壮大なパーティー・コメディ冒険作品。
監督には『長ぐつをはいたネコと9つの命』『クルードさんちのあたらしい冒険』を手掛けたジョエル・クロフォードとジャニュエル・メルカドが務める。
2026年10月
『ストリートファイター』10月16日全米公開

カプコンの人気格闘ゲーム『ストリートファイター』の実写映画版。監督を務めるのはキタオ・サクライ。
映画の舞台は1993年。物語は、疎遠になっていたリュウとケンが、謎の戦士・春麗によってワールドウォリアートーナメントに招集されるところから始まる。主人公たちはお互いと過去の因縁に立ち向かわなければならず、失敗すれば文字通り「ゲームオーバー」となる緊迫した展開が待っている。
主人公リュウ役をアンドリュー・コージ、相棒のケン役をノア・センティネオ、ヒロインの春麗をカリーナ・リャンが演じる。さらにジョー・“ロマン・レインズ”・アノアイ(豪鬼役)、デヴィッド・ダストマルチャン(ベガ役)、50セント(バイソン役)ら豪華キャスト陣が顔を揃えている。
2026年11月
『Hexed(原題)』11月全米公開

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの新作オリジナル映画『Hexed(原題)』。『ズートピア+』のジョシー・トリニダードと『モアナと伝説の海2』のジェイソン・ハンドが監督を務める。
本作は、内気な10代の少年と完璧主義の母親を中心に描かれる完全新作のオリジナルストーリー。少年は「秘密の魔法世界」を一変させる魔力を持っている可能性に気づき、物語が動き出す。
2026年12月
『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』12月18日公開

マーベル映画『アベンジャーズ』のシリーズの第5弾「『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』を最後にMCUを離れていたロバート・ダウニー・Jr.が、ドゥーム役として復帰する。そのほかの主要キャスト陣は、クリス・ヘムズワース(ソー)、トム・ヒドルストン(ロキ)、セバスチャン・スタン(ウィンター・ソルジャー)、フローレンス・ピュー(イェレナ・ベローヴァ)、ペドロ・パスカル(Mr.ファンタスティック)、ヴァネッサ・カービー(インビジブル・ウーマン)らの出演が決定している。
公開日未定
『ハムネット』2026年春:日本公開

『ノマドランド』でアカデミー賞作品賞・監督賞に輝いたクロエ・ジャオ監督の最新作。2020年に刊行され、英女性小説賞と全米批評家協会賞を受賞し世界的に絶賛されたマギー・オファーレルの同名小説を映画化。
ウィリアム・シェイクスピアと妻アグネス、そして「ハムレット」という戯曲が生まれた背景にある悲劇と愛の物語が描かれる。アグネス・シェイクスピアを『ウーマン・トーキング 私たちの選択』のジェシー・バックリー、ウィリアム・シェイクスピアを演じるのは『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のポール・メスカルが演じる。製作総指揮を、スティーヴン・スピルバーグとサム・メンデスが務めた。
『グランド・イリュージョン ダイヤモンド・ミッション』2026年初夏:日本公開

ジェシー・アイゼンバーグ主演『グランド・イリュージョン』シリーズの第3弾。最新作ではフォー・ホースメンが復活し、新たな世代のイリュージョニストたちとともに、これまで映像化されたことのない衝撃的なトリックが披露される。
ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、アイラ・フィッシャー、デイヴ・フランコがフォー・ホースメンとして再登場するほか、アリアナ・グリーンブラット、ジャスティス・スミス、ドミニク・セッサ、ロザムンド・パイクとモーガン・フリーマンが新たにキャストに加わる。
『モアナと伝説の海』2026年夏:日本公開

2016年に公開されたアニメーション映画『モアナと伝説の海』 をトーマス・ケイル監督が新たに実写化。モアナ役をオーストラリア出身の17歳の新星キャサリン・ラガイア、マウイ役をドウェイン・ジョンソンが演じる
航海術に長けた少女モアナ(演:キャサリン・ラガイア)が、マウイ(演:ドウェイン・ジョンソン)の力を借りながら、故郷モトゥヌイの島を救うために大海原へと旅立つ姿を描く。
『スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ』2026年夏:日本公開

トム・ホランド主演の映画『スパイダーマン』シリーズ第4弾。最新作のタイトル『スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ』は、2008年に発表されたコミックのストーリーに由来。物語では、宇宙規模の出来事の後、全世界がスパイダーマンの正体を忘れてしまう。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のラストで、世界がスパイダーマン/ピーター・パーカーの存在を忘れるという展開を迎えたことを考えると、非常に適したタイトルだと言える。
本作には、ジョン・バーンサルが再登場し、自警団員パニッシャー/フランク・キャッスルとしての役を再び演じる。さらに、マーク・ラファロがハルク/ブルース・バナー、マイケル・マンドがスコーピオン役として再出演する。
『嵐が丘』2026年:日本公開

エミリー・ブロンテ原作の新作映画『嵐が丘』。1847年に出版された『嵐が丘』は、キャサリンとヒースクリフの破滅的な愛と復讐を描いた英国文学の金字塔で、これまで数度にわたり映像化されてきた。
マーゴット・ロビーが主人公キャサリン、ジェイコブ・エロルディがヒースクリフを演じる。そのほか、ホン・チャウをはじめ、シャザド・ラティフ、アリソン・オリバーら実力派俳優が出演。監督を務めるのは、『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)でオスカー脚本賞を受賞したエメラルド・フェネル。チャーリーXCXが楽曲を提供した。
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『ザ・スマッシング・マシーン(原題)』2026年:日本公開

ドウェイン・ジョンソンが主演するA24製作の新作映画。世界的な大スターとして知られるジョンソンが、大作・スペクタクル映画から離れ、インディーズ映画に挑戦する注目作だ。
ジョンソンは実在の人物、マーク・ケアー(2度のUFCヘビー級トーナメントチャンピオン)を演じる。本作は、2002年のHBOドキュメンタリーと同名映画で、ケアーの格闘人生と鎮痛剤依存との闘いを描く。ベニー・サフディが脚本・監督を務め、ケアーの妻役にエミリー・ブラントが起用された。
『マテリアリスト(原題)』2026年:日本公開

『パスト・ライブス/再会』(2023)を手がけたセリーヌ・ソン監督による最新作。ダコタ・ジョンソン、クリス・エヴァンス、ペドロ・パスカルらが出演する。
物語はジョンソン演じる婚活アドバイザーのルーシーが、パスカル演じる裕福な求婚者とエヴァンス演じる欠点だらけながら放って置けない元恋人の間で揺れ動く姿を描く。
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