『僕のヒーローアカデミア』実写映画化へ!世界配信に期待高まる

『ワンダーウーマン』(2017年)や『ARGYLLE/アーガイル』(2024年)といった大作を手がけた脚本家のジェイソン・フックスが、『僕のヒーローアカデミア』の実写長編映画化作品の脚本を担当することになった。本作は世界的ベストセラー漫画を原作とするものである。
メガホンを取るのは佐藤信介監督
Netflixとレジェンダリーが長年企画を進めてきた本プロジェクトの製作に参画しており、映画『BLEACH』(2018年)、『キングダム』シリーズなど数々の漫画実写化を成功させてきた佐藤信介監督が引き続きメガホンを取る。
『僕のヒーローアカデミア』のストーリー
『僕のヒーローアカデミア』の舞台は、大半の人間が「個性」と呼ばれる超能力を持つ世界である。物語は、能力を持たない1人の少年が、ヒーローになることを夢見るところから始まる。やがて彼の可能性を見抜いた「世界最高のヒーロー」が力を授け、少年はヒーロー養成学校へ入学する(校訓はラテン語で「プルス・ウルトラ=さらに向こうへ」)。もちろん、それは彼の冒険の幕開けにすぎない。
※本ページはプロモーションが含まれています。
記事で紹介した商品を購入すると売上の一部が THE HOLLYWOOD REPORTER JAPANに還元されることがあります。
世界的ヒット作となった原作漫画
『僕のヒーローアカデミア』は2014年に週刊『少年ジャンプ』で連載を開始した比較的新しい作品である。瞬く間に人気を博し、テレビアニメ化や劇場版公開、数々の受賞、さらには膨大な関連グッズ展開へと広がった。単行本の累計発行部数は1億部を超えるとされ、史上もっとも売れた漫画作品の1つに数えられている。
アニメはNetflixにとって巨大なビジネスであり、いまやアメリカのみならず世界各地で文化的影響力を持つ存在となっている。
もちもちクッション
フックスの歩み ― 大作脚本家として
フックスは大規模な製作費を投じた「ヒーロー物語」を描く脚本家として知られており、その代表作に先述の『ワンダーウーマン』がある。同作はガル・ガドットを主演に迎えた初の実写単独映画であった。
次のステップとしてフックスが手がけるのはテレビドラマで、スティーヴン・キングの小説『IT』の前日譚となるシリーズ『イット・ウェルカム・トゥ・デリー(原題:It: Welcome to Derry)』の共同クリエイター、共同ショーランナー、製作総指揮を務めている。同作は10月26日にHBOで放送、HBO Maxで配信開始予定である。
俳優としての顔
フックスは脚本家としてだけでなく、俳優としても活動している。『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019年)や『ラ・ラ・ランド』(2016年)といった映画に出演し、『パッセージ』(2019年)、『グッド・ワイフ』(2009~2016年)などのテレビシリーズにも参加してきた。
今後は、A24とPeacockが手がける『13日の金曜日』前日譚シリーズ『クリスタル・レイク(原題)』にレギュラー出演する予定である。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
【関連記事】
- 今観るべきおすすめのアニメ映画25選:『インサイド・ヘッド2』ほか話題の新作から、あのカルト的名作も
- 『鬼滅の刃』最新映画&グッズ完全ガイド|限定CD・文具・フィギュア・原作コミックまで網羅
- ウッディやバズと一緒に30周年を祝おう!ファン必見『トイ・ストーリー』最新グッズ特集
- 『ヒックとドラゴン』実写公開記念!原作・アパレル・フィギュア徹底紹介
- 実写版『リロ&スティッチ』、ついにデジタル配信開始! Amazon Prime Videoレンタル・購入可能!10億ドル突破の感動作を自宅で楽しもう