Netflixオリジナルドラマ日本最新作 ─ 役所広司『俺のこと、なんか言ってた?』ほか『ジョジョ SBR』など発表

Koji Yakusho
役所広司
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Netflixは日本市場参入10周年を迎え、さらなる成長戦略として Netflixオリジナルドラマ日本作品のラインナップ強化 を発表した。今回新たに公開されたのは、役所広司主演のコメディドラマ『俺のこと、なんか言ってた?』、戸田恵梨香が占い師・細木数子を演じる『地獄に堕ちるわよ』、そして荒木飛呂彦の人気漫画を原作としたアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スティール・ボール・ラン』の3作品である。

Netflixは声明で「次の10年も、日本から世界へ忘れられないエンターテインメントを届けていく」と意欲を示した。

役所広司主演『俺のこと、なんか言ってた?』

本作は宮藤官九郎脚本、磯山晶プロデューサーによるオリジナルコメディドラマ。役所広司が演じるのは、ロンドン・グローブ座で日本人初の主演を果たした俳優・高瀬川玄。2年ぶりに帰国した彼は、名声も家族も財産も失い、誰からも忘れ去られてしまう。

作品は「承認欲求」という普遍的テーマを、ユーモアと切実さを交えて描く。
役所は「来年まで続く長丁場の撮影ですが、最後まで全力で取り組み、皆さんに楽しんでいただける作品にしたい」と語った。配信は2026年を予定。


戸田恵梨香主演『地獄に堕ちるわよ』

戸田恵梨香、Netflix『地獄に堕ちるわよ』より
戸田恵梨香、Netflix『地獄に堕ちるわよ』より 写真:NETFLIX

1980年代から2000年代にかけて日本のメディアを席巻した占い師・細木数子。その破天荒な言動と占い本は社会現象となった。本作は、戦後の貧困から這い上がり、国民的存在となるまでの知られざる半生を描く。

主演の戸田恵梨香は「派手な占い師という印象しかなかったが、この作品では本当の細木数子に迫っている。多くの人を惹き込む物語になるはず」とコメント。監督・瀧本智行は「戸田さんとの取り組みを通じ、彼女の人生に新しい発見があった」と語った。配信は2026年を予定している。


アニメ『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』

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累計発行部数1億2000万部を超える荒木飛呂彦の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。その中でも高い人気を誇る「スティール・ボール・ラン」編が、待望のアニメ化となる。

物語の舞台は19世紀アメリカ。元騎手ジョニィ・ジョースターと謎の流浪者ジャイロ・ツェペリが、大陸横断レースで命と信念を懸けて走り抜ける。監督の木村泰大は「スタッフ一同が情熱を注いで制作している。ぜひ一緒にこの旅を楽しんでほしい」と語った。制作はシリーズを手がけてきたデイヴィッドプロダクションが担当。詳細は9月23日に日本で行われるNetflix特別イベントで発表される予定だ。


Netflix、日本市場での成長を加速

日本はNetflixにとってアジア太平洋地域の主要市場の一つであり、昨年には国内契約者数が1000万人を突破した。今後も Netflixオリジナルドラマ日本作品 の拡充は続き、近く『今際の国のアリス』シーズン3(9月25日配信)、明治時代を舞台にしたサバイバル時代劇『イクサガミ』(11月13日世界配信)など大型タイトルが控えている。

日本発の作品が、世界中の視聴者を魅了する流れはますます加速していきそうだ。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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