『プラダを着た悪魔2』続編撮影で豪華キャストがミラノに再集結

現地時間9月27日(土)、イタリア・ミラノで開かれたドルチェ&ガッバーナのファッションショー。その最前列に姿を現したのは、メリル・ストリープであった。ストリープは映画『プラダを着た悪魔』(2006年)で演じた伝説的キャラクターのランウェイ誌編集長ミランダ・プリーストリーの衣装に身を包み、まるでスクリーンから抜け出したかのように観客の視線をさらったのだ。
さらに舞台裏では、プリーストリーのモデルとなった米国版『ヴォーグ』誌の編集長アナ・ウィンターとの歴史的な対面が実現。映画と現実が交錯する瞬間であった。
この出来事を受けて、ヴォーグは公式インスタグラムに動画を投稿。「“ガッバーナ”のスペルは言える?――もちろん。本日、ミラノで、伝説の編集長ミランダ・プリーストリーがドルチェ&ガッバーナの2026年春夏コレクション後にアナ・ウィンターと再会した」とコメントを添え、瞬く間に世界中で話題となったのである。
公開された映像の中で、プリーストリーはウィンターに向かい「とても美しいわ」と微笑みかけ、「これが私の初めてのファッションショーよ」と語っている。
さらにメリル・ストリープとともに最前列に姿を見せたのは、スタンリー・トゥッチであった。トゥッチは『プラダを着た悪魔』で演じたランウェイ誌のアートディレクター、ナイジェルの衣装に身を包み、バックステージでウィンターと挨拶を交わした。AP通信によれば、ドルチェ&ガッバーナの広報は、俳優陣が『プラダを着た悪魔』続編の撮影の一環としてミラノのショーに参加していたことを認めたという。
2006年の大ヒット作に続く本作は、雑誌業界を揺るがす紙媒体の衰退に直面するランウェイ誌の苦闘を描く物語である。アン・ハサウェイがアンディ役、エミリー・ブラントがエミリー役として再登場。かつてプリーストリーのアシスタントであった2人が再び物語に絡んでいく。特にブラント演じるエミリーは、いまやラグジュアリー企業の有力広告幹部として描かれるという。
今月初め、ウィンター自身も『プラダを着た悪魔』への思いを明かした。
「メリル・ストリープが出演していたのよ。それだけですばらしかったわ」とウィンターは『The New Yorker Radio Hour』のポッドキャストで語った。「それから実際に映画を観に行ったのだけれど、とても楽しめたし、本当に面白かった。ミウッチャ・プラダとはその映画のことをよく話すのだけれど、私は彼女に『あなたにとって本当に良かったわね』って言うの」
待望の続編『プラダを着た悪魔2(邦題未定)』は、2026年5月1日に全米公開予定である。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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