JO1、世界進出を本格化!新曲「Handz in my Pocket」に込めた想いを語る

(左から)JO1の佐藤景瑚と與那城奨、新曲「Handz in My Pocket」のビジュアルより 写真:Lapone Entertainment
(左から)JO1の佐藤景瑚と與那城奨、新曲「Handz in My Pocket」のビジュアルより 写真:Lapone Entertainment
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JO1、世界へ羽ばたく──L.A.で語る「次なるステージ」

J-POPグループ・JO1にとって、いまはまさに刺激と忙しさに満ちた時期である。

グループのリーダー・與那城奨(よなしろ・しょう)とメンバーの佐藤景瑚(さとう・けいご)は、米『ハリウッド・リポーター』のロサンゼルスオフィスの会議室に姿を見せた。カジュアルな装いの2人は、これからラスベガスで行われる「iHeartRadio Music Festival」出演のために出発する直前である。今回、11人組のJO1のうち、アメリカに渡ったのはこの2人だけである。

JO1は、韓国の人気オーディション番組『PRODUCE 101』の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』から誕生したグループで、メンバーは與那城奨、川尻蓮、白岩瑠姫、河野純喜、佐藤景瑚、川西拓実、木全翔也、大平祥生、金城碧海、鶴房汐恩、豆原一成の11人である。2020年のデビュー以来、彼らは目まぐるしい活動を続けてきた。

新曲「Handz in my Pocket」に込めた思い

最新シングル「Handz in my Pocket」は、3曲の新曲を収録したシングル作品のリードトラックである。約3分間のキャッチーで楽しいナンバーだ。
佐藤は語る。「ここ1年でグローバルに活動を広げる中で、JO1らしさを象徴する1曲が必要だと感じていました。『Handz in my Pocket』はまさにそれです」

今回、シングルの選曲は全メンバーによる初の共同決定だったという。リーダーの與那城は笑いながら「たいへんだった」と振り返るが、「みんなで意見を出し合ういい機会だった」と続けた。

ダンスと表現への挑戦

振付では、2人の振付師のアイデアを融合している。與那城は「とても楽しかったけれど、難しかった」と語る。
振付そのものよりも「正しいマインドセットに入ること」が難しかったという。彼らにとって、ダンスは単なるパフォーマンスではなく、表現の核なのである。

2025年、世界進出を本格化

2025年のJO1の目標は、J-POPではまだ珍しい本格的なグローバル進出だ。
初の全米ツアー、音楽フェスや授賞式への参加、英語版シングル「Be Classic」と「Handz in my Pocket」のリリースなど、アメリカを中心に精力的に活動している。
與那城は「来年も同じように世界で挑戦したい」と意欲を語る。

「世界中でライブをしたい。どの国の人にもJO1の名前を知ってもらいたい」とリーダーは力を込める。
佐藤は「ビルボードチャート入り」や「コーチェラ出演」を目標に掲げ、「いつかアメリカで正式にデビューしたい」と夢を語った。
また、Apple TV+の音楽番組『KPOPPED』では、K-POPやJ-POPアーティストが欧米のミュージシャンと共演する特別ステージにも参加している。

海外ファンとの絆

與那城にとって、2025年のワールドツアー・ロサンゼルス公演は特別な瞬間だったという。
「会場いっぱいのファンが私たちを待っていて、信じられなかった。日本語の歌詞を覚えて一緒に歌ってくれていた」と感激を語る。

一方の佐藤にとっては、ロサンゼルス・ドジャースの「Japanese Heritage Night」でのパフォーマンスが忘れられない。
「日本人選手が多く在籍するチームでパフォーマンスできたのは本当に特別でした。世界で活躍する日本人の姿を見るたびに、自分たちもそうなりたいと強く思うんです」と話す。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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