マイケル・ジャクソン伝記映画『Michael』、2部作となる可能性浮上 ─ 2026年4月公開へ
マイケル・ジャクソンの生涯を描く伝記映画『Michael(原題)』が、2部作として公開される可能性が高まっていることがわかった。ライオンズゲート映画部門の責任者アダム・フォーゲルソン氏によると「最初の作品公開後、すぐに続編を届けられる体制を整えている」という。
マイケル・ジャクソン伝記映画『Michael』ー2026年4月に公開へ
ライオンズゲートが制作を進めるマイケル・ジャクソン伝記映画『Michael(原題)』。スタジオ上層部が続編の構想について語った。フォーゲルソン氏は11月6日、同社の第2四半期決算発表後の会議で次のように語った。
「まだ第2作を正式に発表できる段階ではない。だが、クリエイティブチームは第1作の公開後すぐに“さらに深いマイケル像”を描く続編を届けられるよう懸命に取り組んでいる」
同作はアントワン・フークア監督による音楽伝記映画。2026年4月24日に全米公開およびIMAX上映が予定されている。当初は2025年秋の公開が予定されていたが、複数回の延期を経て、春公開に変更された。
本作の2部作構想が明かされたのは今年1月。米メディア「Puck」による報道だった。同メディアは「映画の第3幕にはジャクソンを告発※した人物が描かれている模様。過去の和解※により、ドラマ化には登場しないと約束※されていた」としており、脚本の再構成が必要とされていたという。
※該当内容は米メディア「Puck」による報道に基づくもので、映画側が詳細を公式に説明したものではない。

ジャファー・ジャクソンの熱演に称賛の声
フォーゲルソン氏はまた、「監督版の完成映像を初めて鑑賞したが、非常に優れた仕上がりだった」と語っている。さらに、主演を務めるのはマイケル・ジャクソンの甥、ジャファー・ジャクソン。彼にとって本作が長編映画デビュー作となる。
そして、ライオンズゲートは映画の初の公式ティーザー映像を公開した。映像では、ジャファーがマイケルの象徴的なダンスやステージパフォーマンスを再現する姿が映し出されている。さらに、来週からは映画『グランド・イリュージョン3』の上映前に本予告編が劇場で公開される予定だ。
加えて、フォーゲルソン氏は「観客は長い間この作品を待っていた。ティーザーの短い映像だけでも、ジャファーの演技に驚く人が多い」と述べ、早くも高い反応が寄せられていることを明かした。
また、「近年の音楽伝記映画の成功例を見れば、本作が大きなヒットとなるのは確実だ」と自信を示している。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました
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