サブリナ・カーペンター、新作映画『アリス・イン・ワンダーランド』主演・製作決定

サブリナ・カーペンターとローリーン・スカファリア
サブリナ・カーペンターとローリーン・スカファリア 写真:BRYCE ANDERSON; MOMODU MANSARAY/GETTY IMAGES
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ポップスターで女優のサブリナ・カーペンターが、ユニバーサル・ピクチャーズの新作映画ミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』で主演と製作を務めることが決定した。

本作の脚本・監督を務めるのは、ジェニファー・ロペス主演の犯罪映画『ハスラーズ』(2019年)で知られるローリーン・スカファリア。音楽と舞台制作に精通するマーク・プラット(ブロードウェイ版『ウィキッド』など)がプロデューサーを務めるほか、Alloy Entertainmentのレスリー・モーゲンスタインとエリサ・コプロヴィッツ・ダットンも製作に参加する。Alloy Entertainmentは『ゴシップガール』や『プリティ・リトル・ライアーズ』などで知られる。

原作はルイス・キャロルによる19世紀ビクトリア朝時代の名作『不思議の国のアリス』。アリスがウサギの穴に落ちることで、不条理で幻想的な世界に迷い込み、会話する動物や人間のような生き物たちと出会う物語。ディズニーのアニメ版(1951年)や、ティム・バートン監督による実写版(2010年)でも知られている。

関係者によると、サブリナ・カーペンターはこの企画を約1年前にスタジオに持ち込み、自らのアイデアやビジュアルプランを提案していたという。プロジェクトが進行するにつれ、スカファリアやプラットらが制作チームに加わったという。ユニバーサルでは、プロダクション開発担当のライアン・ジョーンズとジャクリーン・ギャレルがプロジェクトを監督している。

サブリナ・カーペンターは最近、第68回グラミー賞でアルバム・オブ・ザ・イヤーや最優秀ポップ・ボーカル・アルバムなど6部門でノミネートされるなど、音楽活動も精力的に行っている。また、映画『ヘイト・ユー・ギブ(原題:The Hate U Give)』『友情にSOS(原題:Emergency)』やドラマ『ボーイ・ミーツ・ワールド』のスピンオフ作品『ガール・ミーツ・ワールド』など女優としても活躍している。

ローリーン・スカファリアは『I Love LA』や『メディア王 〜華麗なる一族〜』などで監督・製作を務め、脚本家としてもマイケル・セラ主演『キミに逢えたら!』などを手掛けてきた。『ハスラーズ』では独立系映画賞で監督賞にノミネートされるなど、高い評価を受けている。

この新作『アリス・イン・ワンダーランド』は、カーペンターの音楽的才能と俳優としての表現力を融合させた、ユニバーサルの大型ミュージカルプロジェクトとして期待が高まる。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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