ソニーが「ラブブ」を映画化!世界的人気トイがついにスクリーンへ
ソニー・ピクチャーズは、『ジュマンジ』シリーズやNetflixの大ヒットアニメ『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』などを手がける同社のラインナップに、世界的大ヒットトイ「ラブブ」の映画企画を新たに加えた。ソニーはラブブの映画化権を取得し、劇場版の開発、さらにはヒットすればシリーズ化も視野に入れている。
ただし契約が締結されたのは今週であり、現時点ではプロデューサーや監督といった製作陣は未定。実写化かアニメーション化かといった企画の方向性についても、まだ結論は出ていない。ソニーは本件に関してコメントを控えている。
ラブブは、香港生まれで現在は欧州を拠点とするアーティスト、カシン・ローンがデザインしたキャラクター。もともとはHow2Workがモンスター系フィギュアのシリーズとして製造していたが、2019年に中国の大手トイ企業Pop Mart(ポップマート)が製造・販売を引き継いだことをきっかけに、人気が一気に拡大した。
ラブブのブームを後押しした理由は、主に2つある。第一に、Pop Martが採用する“ブラインドボックス”方式だ。購入者は箱を開けるまで中身がわからず、このゲーム性がコレクター心を刺激した。さらに、オンラインやポップアップストア、実店舗などでは人気キャラクターの高額取引が相次ぎ、限定品がオークションで六桁に達するほど二次市場が活況を呈している。
第二の要因は、セレブリティによる支持だ。特に2024年には、K-POPグループ・BLACKPINKのリサがラブブをアクセサリーとして愛用したことが話題になり、SNSで爆発的な拡散を生んだ。
ラブブは東南アジア市場で火が付いた後、世界規模で支持を獲得。今年初めにはPop Martの利益が350%増加したと報じられており、“世界で最も勢いのあるトイ”として存在感を強めている。
ラブブはシリーズを代表するキャラクターの名前であり、リーダーのジモモ、仲間のモココ、タイココなど、愛らしいモンスターたちがラインナップされている。世界中のファンを魅了し続けるラブブが、今後映画の世界でどのように描かれるのか、大きな注目が集まっている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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