ジェニファー・ローレンス、映画『Die My Love』への想いを明かす――「プライベートを観られる感じ」
映画『Die My Love(原題)』で主演を務めたジェニファー・ローレンスが、最新の「V MAGAZINE」のインタビューで作品が公開される時の感情を明かした。これまでの経験から、観客の反応を待つ時間が「とても怖い」と語っている。
「世間から『嫌い』と言われるのが怖い」
リン・ラムジー監督の新作映画『Die My Love』について、ローレンスは最新のインタビューで次のように明かしている。「これまで懸命に取り組み、心から愛してきた作品なのに、公開されると『嫌い』と言われることが何度もあり、最悪な経験でした」
しかし、脚本を読んで監督と相談し、撮影が始まると、不安を一時的に忘れられるという。「恵まれているのは分かっています。でもこの数ヶ月は本当に怖いのです」と続けた。
さらにローレンスは、夫が不安をなかなか理解してくれなかったとも明かした。「これを夫に話したら、彼はそういう経験があまりないので戸惑っていました。夫からは『でも、映画はすばらしいよ』と言われたのです。それに対して『そのことは分かってるけど、みんな理解してくれないかもしれない』と答えました」
ローレンスは「最終的に夫は『観客が間違っている』と言ってくれましたが、励ましとしてはあまり効果がありませんでした」と苦笑した。
『Die My Love』はローレンス自身の経験に近い作品
『Die My Love』はアリアナ・ハーウィッツの同名小説を映画化した作品。物語は、作家のグレース(演:ローレンス)と夫のジャクソン(演:ロバート・パティンソン)がモンタナ州の人里離れた家へ移り住んだ後、出産をきっかけに精神的に不安定になっていく姿を描いている。

ローレンスは産後うつを経験したことを公表しており、作品のテーマが自身の経験に近いと語った。「この映画は、私にとって非常に個人的なテーマに触れていると思います。皆さんがこの作品について議論するのは、私のプライベートを観られるような感じで複雑です。しかし本当に感謝しており、皆さんに早く観てほしい気持ちでいっぱいです」
現在、本作のRotten Tomatoesのスコアは、批評家74%・観客45%と賛否両論だが、ローレンスの演技についての評価は高い。また、ハリウッド・リポーターのチーフ映画評論家のデイヴィッド・ルーニー氏は「ラムジー監督の作品は好みが分かれる。それでも映像美が輝きを放ち、全体像を見事にまとめ上げている」と評している。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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