Prime Video『フォールアウト』シーズン2ジャパンプレミア開催 ジョナサン・ノーラン「よりスペクタクルに」
Prime Videoのドラマシリーズ『フォールアウト』シーズン2のジャパンプレミアが11日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演のエラ・パーネル、カイル・マクラクラン、プロデューサーのジョナサン・ノーランが来日し出席した。
世界的に人気の同名ゲームの実写化で、シーズン1は2024年4月から配信され世界で1億人以上が視聴。シーズン2では、終末から200年後の世界で生き残りを懸けた壮絶なサバイバルがスケールアップして描かれる。

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イギリス、オーストラリア、ブラジルを経た世界ツアーの最終地が日本。クリストファー・ノーラン監督の弟のジョナサンは「この10年間、兄が作品を手掛けるたびに日本に連れていくと約束したのに毎回破られていた。東京は世界でも最高の街。ようやく来ることができ、夢がかなってこの場に立てることがうれしい」と笑顔をはじけさせた。
シーズン2については、「よりスペクタクルになっているし、俳優陣の素晴らしい演技もあってクレイジーでダークな凄いことが起こる。楽しみにしてほしい」とファンの期待感をあおった。

地下施設で暮らしていたため世界の終末を知らずに生き延びた主人公のルーシーを演じたパーネルは、「ルーシーはシーズン2を通してかなり変わっていきます」と意味深な笑み。初来日で、「買い物を楽しみたい。空のスーツケースを持ってきたから、靴でも洋服でもバッグでも何でも買うわ」と、日本を満喫する意欲を見せた。
その父親ハンク役のマクラクランは人気ドラマ『ツイン・ピークス』シリーズで知られ、日本でも根強い人気を誇る。親日家でもあり、約6年ぶりの来日に「一度来ると、何度も戻ってきたくなる場所。大好きなレストランや店もあるし、日本人の心のこもった対応も大好きなんだ」と笑顔を見せた。

同作の大ファンというお笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタルがゲストで登壇し、3人に花束を贈呈。「もともとゲームが好きで、どうやってドラマにするのか楽しみだったけれど、ドラマがゲームを超えたというくらいうれしかった」と太鼓判を押した。
さらに、「私は非常に筋肉モリモリで、出てもいいのではないかと思っている。シーズン3があるのであれば、スケジュールを空けてもよろしいでしょうか」と、出演を直談判。全権を委任されているというパーネルが「100%、絶対大丈夫」とお墨付きを与えると、ジョナサンも「ロサンゼルスで会いましょう」とリップサービス。野田は、「勝ち取りました」とすっかりその気になっていた。
『フォールアウト』シーズン2は、2025年12月17日からPrime Videoで世界独占配信される。

取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
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