トム・クルーズ×アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督 新作映画のタイトルが『Digger』に決定 ポスター&特報映像解禁
トム・クルーズ×イニャリトゥ監督 初タッグ作『Digger』とは
トム・クルーズが、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督との最新作の正式タイトルが『Digger(原題)』であることを発表した。クルーズは自身のX(旧Twitter)でタイトルとポスタービジュアルを公開し、あわせてワーナー・ブラザースが短いティザー映像を解禁している。
本作は、イニャリトゥ監督がカンヌ国際映画祭で「破滅的スケールのブルータル・コメディ」と語った意欲作。トム・クルーズは主人公ディガー・ロックウェルを演じ、サンドラ・ヒュラー、ジェシー・プレモンス、ジョン・グッドマン、リズ・アーメッド、マイケル・スタールバーグ、ソフィー・ワイルド、エマ・ダーシーといった豪華キャストが出演する。
公開されたポスターには「Comedy of Catastrophic Proportions(破滅的規模のコメディ)」というコピーが掲げられており、本作が2026年10月に劇場公開予定であることも発表された。脚本はイニャリトゥ監督を中心に、アレクサンダー・ディネラリス、ニコラス・ヒアコボーネ、サブリナ・バーマンが共同で手がけている。

“破滅的コメディ”と評される異色の内容
IMDbに掲載されているプロジェクト概要によれば、物語は「世界で最も権力を持つ男」が、自ら引き起こした破壊によってすべてが崩壊する前に、人類を救える存在であることを証明しようと奔走する姿を描く作品だという。
イニャリトゥ監督はカンヌで次のように語っている。
「とにかく残酷で、狂気的で、美しく、そして恐ろしくも可笑しさを内包したコメディだ。コメディは私にもトムにも意外なジャンルだと思うが、同じことを繰り返すのは好きじゃない。すべての映画は少し怖いものであるべきだ。『バードマン』もダーク・コメディだったが、本作も同じくらい挑戦的だ。トムは毎日私を笑わせてくれる。完全な覚悟と、ある種の狂気を持っている俳優だ」
本作は当初『Judy』という仮題で開発が進められており、ロンドンで撮影が行われた。イニャリトゥ監督と、『ミッション:インポッシブル』シリーズで知られるトム・クルーズがタッグを組むのは、これが初めてとなる。
ワーナー・ブラザースが公開したティザー映像では、トム・クルーズがシャベルを手に、誇張されたセットの中で、振り付けされたダンスを披露する姿が映し出されており、これまでのクルーズ作品とは一線を画す、強烈なビジュアルとトーンが印象づけられている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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