ニッキー・ミナージュ、米国保守系団体イベントでトランプ大統領を称賛—「多くの人々に希望を与えた」
ニッキー・ミナージュ、保守系団体イベントでトランプ大統領を称賛
ニッキー・ミナージュは現地時間の日曜日、米国の保守系団体「ターニングポイント・USA」のイベントに登壇した。同団体は故チャーリー・カーク氏によって設立された団体だ。現在は同氏の未亡人、エリカ氏によって運営されている。
そんなニッキー・ミナージュはイベントにてドナルド・トランプ大統領を称賛した。彼女はトランプ政権に「最高の敬意」を表すると述べつつ、トランプ氏が多くの人々に希望を与えてきたと語った。
また、ミナージュはカリフォルニア州のギャビン・ニューサム州知事(民主党)に不満があるようだ。彼女はニューサム知事が将来的な大統領選出馬の可能性を取り沙汰されていることを踏まえ、痛烈な皮肉を交えた発言を行った。
「ここから先はますます悪くなるわよ。もう観念しなさい。勝ち目のない勝負に挑むより、ジェットスキーにでも乗ってその髪を靡かせていれば?せいぜい人生楽しんで」
ちなみに、ニッキー・ミナージュは未成年へのトランスジェンダー教育をめぐる州の方針について、これまでも批判的な姿勢を示してきた。彼女は会場でも知事に対し「トランスジェンダーの子供をもっと見たいと言って選挙に出る人はいない」と発言している。
なぜニッキー・ミナージュは保守系団体イベントに登壇したのか
言うまでもなく、ハリウッドのセレブは圧倒的にリベラルな傾向が強い。なぜミナージュは今回「ターニングポイント・USA」のイベントへ登壇したのだろうか。エリカ・カーク氏の質問を受けたミナージュは次のように答えた。
「もう振り回されるのにうんざりしたんです。私の内側には、外の世界のどんなものよりも強い何かがあるのです。だから、限界に達した時、ふと気づかされるんです。『なぜ私はこんな人たちの意見に気にかけるんだろう? 彼らは一体何者なの? 自分のことすら理解していないくせに』って。だから、私は二度と引き下がりません」
ニッキー・ミナージュの発言は、ハリウッドにおける政治的立場の多様化を示す兆しとなるのだろうか。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら。
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