ホーム » NEWS » BAFTA映画賞2026ノミネートと米アカデミーノミネート作品の差異

【英アカデミー賞】BAFTA映画賞2026ノミネート分析|最多14部門はPTA新作、米アカデミー賞評価との違いが鮮明に

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2026年BAFTA ノミネート発表(左から)『ワン・バトル・アフター・アナザー』、『罪人たち』より
(左から)『ワン・バトル・アフター・アナザー』、『罪人たち』より 写真:COURTESY OF EVERETT COLLECTION
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英国映画協会(BAFTA)は現地時間1月、第79回BAFTA映画賞(2026年)のノミネートをロンドンで発表した。
今年の候補は、ポール・トーマス・アンダーソン監督による政治スリラー『ワン・バトル・アフター・アナザー』が最多14部門に名を連ね、ライアン・クーグラー監督のアクションホラー映画『罪人たち』(13部門)をわずかに上回る結果となった。

一方、直近で発表された第98回米アカデミー賞では『罪人たち』が16ノミネートでトップに立っており、両賞の評価の違いも浮き彫りとなっている。

有力作品が並ぶ作品賞候補

作品賞(Best Film)には、下記の5作が選出された。

なかでもクロエ・ジャオ監督の文芸ドラマ『ハムネット』と、ジョシュ・サフディ監督の『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』は、それぞれ11部門でノミネートされ、存在感を示した。

“オスカー落選組”に再評価の場

今年のBAFTAで特徴的なのは、米アカデミー賞で候補漏れとなった俳優・作品への評価だ。
助演男優賞には『ハムネット』のポール・メスカルが名を連ね、さらに『ウィキッド 永遠の約束』は演技部門こそ逃したものの、衣装デザイン、ヘアメイクといった技術部門で2ノミネートを獲得している。

初ノミネート俳優が多数登場

演技部門では、チェイス・インフィニティ(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)、ロバート・アラマヨ(『I Swear(原題)』)、テヤナ・テイラー(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)らがBAFTA初ノミネートを果たした。

主演女優賞では、ジェシー・バックリー(『ハムネット』)、ローズ・バーン(『If I Had Legs I’d Kick You(原題)』)、ケイト・ハドソン(『Song Sung Blue(原題)』)、チェイス・インフィニティ、レナーテ・レインスヴェ(『センチメンタル・バリュー』)、エマ・ストーン(『ブゴニア』)が顔をそろえ、激しい争いが予想される。

主演男優賞では、レオナルド・ディカプリオ(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)、ティモシー・シャラメ(『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』)、マイケル・B・ジョーダン(『罪人たち』)らが並び、激戦が予想される。

BAFTAトップが語る2026年映画界

BAFTAのCEO、ジェーン・ミリチップ(Jane Millichip)氏は今回のラインナップについて、「46本の卓越した作品が、物語の力で観客を魅了し、議論を喚起している」とコメント。

また、会長のサラ・パットは、「インディペンデント映画と世界的ヒット作が肩を並べる、非常に刺激的な年だ」と評価している。

授賞式は2月22日開催

第79回BAFTA映画賞授賞式は、現地時間2026年2月22日(日)にロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールで開催予定。
司会は『ザ・トレイターズ(米版)』の司会・製作総指揮でも知られるアラン・カミングが務める。

米アカデミー賞本番を前に、英国アカデミーがどの作品を選ぶのか――映画賞シーズンはいよいよ佳境を迎えている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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