【最新北米興収】『嵐が丘』が首位発進!“ヤギの少年”アニメもサプライズヒット
2026年2月、最新の北米興行収入はバレンタインデーとワシントン誕生日(2月16日)が重なる大型週末を迎え、新旧の魅力がぶつかり合う異例の激戦区となった。文芸ロマンスの金字塔から、革新的なスポーツアニメ、そして豪華キャストのクライムサスペンスまで、観客の選択肢が多岐にわたった週末の様子を詳報する。
▼最新北米興収:文芸ロマンスの再解釈『嵐が丘』が北米NO.1デビュー

この週末、全米の話題を独占したのは、エメラルド・フェネル監督の最新作『嵐が丘』だ。『プロミシング・ヤング・ウーマン』で脚光を浴びたフェネル監督が、エミリー・ブロンテの古典名作を大胆に再構築。主演にマーゴット・ロビーとジェイコブ・エロルディという圧倒的人気を誇る2人を迎えた本作は、身分違いの恋に身を焦がすキャサリンとヒースクリフの悲劇を鮮烈に描き出している。
本作は、北米初週興収4,000万ドル(約61億2,300万円)を記録し、見事初登場首位を獲得。マーゴット・ロビーにとっては、世界的な社会現象を巻き起こした『バービー』以来の大規模スタジオ主演作として、そのスター性を改めて証明する形となった。
▼アニメ『GOAT』が驚異の猛追、オリジナル作品として異例のヒット

首位の背中を猛烈な勢いで追いかけているのが、ソニー・ピクチャーズ アニメーションが放つ新作『GOAT(原題)』だ。NBAの伝説的プレイヤー、ステフィン・カリーが製作に名を連ねたことで公開前から注目を集めていた本作は、3,200万ドル(約48億9,600万円)に達する見込みとなっている。
『GOAT(原題)』は、猛獣たちが支配するフルコンタクト競技「ロアボール」でのプロ入りを目指すヤギの少年ウィルの姿を描いたスポーツ物語。『マイ・エレメント』以来のオリジナル長編アニメにおける最大級の初動となる可能性を秘めており、世界興収も好発進を記録している。
▼『クライム101』が3位にランクイン、ディズニーは早くも10億ドル突破

3位には、Amazon MGMスタジオの『クライム101』が1,780万ドル(約27億2340万円)でランクイン。クリス・ヘムズワース、ハル・ベリー、マーク・ラファロら実力派スターが共演し、ドン・ウィンズロウの小説を映画化した本作は、宝石強盗事件を追う刑事の緊迫感あふれるドラマが映画ファンの心を掴んでいる。
また、スタジオ全体の動向として特筆すべきはウォルト・ディズニー・カンパニーの躍進だ。2026年に入り、『HELP/復讐島』や『ズートピア2』のヒット、さらには『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の勢いが持続していることで、早くも年間世界興収10億ドル(約1,530億円)を突破。ハリウッドのスタジオとして今年最初の快挙を成し遂げた。
■最新の北米週末興行収入ランキング(Top 10)
※Box Office Mojo調べ(2/13–2/16)
- 『嵐が丘』
- 『GOAT(原題)』
- 『クライム101』
- 『HELP/復讐島』
- 『Solo Mio(原題)』
- 『ズートピア2』
- 『Good Luck, Have Fun, Don’t Die(原題)』
- 『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
- 『Iron Lung(原題)』
- 『Dracula: A Love Tale(原題)』
文芸、スポーツ、サスペンスと、ジャンル豊かな作品が揃った2026年のバレンタイン商戦。次週以降、口コミの広がりがランキングにどのような変化をもたらすのか、引き続き注目が集まる。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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