ホーム » MOVIES » ソニーがSSUを“新体制”で再始動へ、スタジオ幹部が示唆

ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースを刷新へ――興行不振を受け“新体制”でリブートか、スタジオ幹部が示唆

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ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)『マダム・ウェブ』
ダコタ・ジョンソン、『マダム・ウェブ』より 写真:Jessica Kourkounis /© Marvel / © Columbia Pictures / Courtesy Everett Collection
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ソニー・ピクチャーズが展開してきたソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(以下、SSU)が今後、大きな転換期を迎えることになりそうだ。同スタジオ幹部のトム・ロスマンが、シリーズを「完全に新しい形でリブートする」計画を明らかにした。

近年のSSU作品は、世界興行収入8億5,600万ドルという大ヒットを収めた『ヴェノム』(2018年)から始まる『ヴェノム』シリーズを除けば、興行・批評の両面で苦戦が続いている。『モービウス』(2022年)、『マダム・ウェブ』(2024年)、『クレイヴン・ザ・ハンター』(2024年)はいずれも期待を下回る結果となった。

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(2024年)
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(2024年) 写真: Sony Pictures Entertainment

こうした結果を受け、同スタジオは新たなキャストとクリエイター体制による“再出発”を示唆している。

ソニーがSSUを“新体制”で再始動へ

ロスマンはポッドキャスト番組「The Town with Matthew Belloni」に出演。実写スパイダーマン関連作品の今後について質問を受け、「終わってはいない」と明言した。

同シリーズの将来的な再始動について、「新たなリブートになるのか?」との質問にロスマンは「そうだ」と回答した。さらに、「新しい人材やクリエイターが参加するか?」という質問も肯定し、これまでと異なる体制でのリブートを示唆した。

またロスマンは、「希少性には価値がある。観客に『懐かしい』と思ってもらう時間も必要だ」と語り、シリーズの再始動が戦略的判断であることを強調した。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』中国公開禁止の理由を明かす

ロスマンは今回、2021年公開の大ヒット作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が中国で上映禁止となった理由について、初めて公式に言及した。

同作は全世界興行収入19億ドルを突破したが、中国では上映されなかった。その背景には、ニューヨークが舞台となるクライマックスシーンで「自由の女神」が映っていたためだという。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』より
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)より 写真:MARVEL

ロスマンによれば、中国国家電影局は「小さな修正」と主張し、自由の女神像を削除するよう要請してきた。しかし、物語の核心に触れるシーンであるため、削除は事実上不可能だった。ロスマンは「もし中国公開されていれば、全世界興行収入は20億ドルを超えていただろう」との見解を示した。

業界全体から注目されるマーベルとの関係とは?

そしてロスマンは、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギとの関係についても言及し、「決して賭けてはいけない人物」として、映画監督ジェームズ・キャメロンと並べてファイギに称賛を贈った。

スパイダーマンという巨大IPは依然として強力なブランド力を持つだけに、今回のリブートがどのような世界観を築くのか、ハリウッド業界全体から注目が集まっている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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