『最終絶叫計画』13年ぶり新作 『スクリーム7』前に予告編をサプライズ上映
ウェイアンズ兄弟によるホラー・パロディシリーズの最新作『最終絶叫計画』の予告編が公開された。注目すべきは、その予告がホラーシリーズ最新作『スクリーム7』の本編前に劇場上映されている点だ。シリーズ原点への回帰を打ち出した本作は、近年の話題作や社会風潮を大胆に風刺している。
『最終絶叫計画』新作が13年ぶりに始動
本作は、2000年公開の第1作『最終絶叫計画』以来続く人気パロディシリーズの最新作。実質的には“第6弾”にあたるが、正式タイトルは番号を外した『Scary Movie(原題)』となる。前作『最終絶叫計画5』から約13年ぶりの新作であり、シリーズ再始動の意味合いを強調する狙いがうかがえる。
第1作はキーネン・アイヴォリー・ウェイアンズが監督を務め、『スクリーム』や『ラストサマー』といった当時のティーンホラーを徹底的にパロディ化。続編が立て続けに製作されたが、『最終絶叫計画5』は批評面で厳しい評価を受け、シリーズは長らく休止状態にあった。
最新作では、アンナ・ファリス、レジーナ・ホールに加え、マーロン・ウェイアンズ、ショーン・ウェイアンズが復帰。往年の主要キャストが再集結する。
『スクリーム7』前で上映 シリーズを自らネタに
今回の予告編は、『スクリーム7』の劇場上映前に流されている。『最終絶叫計画』第1作が『スクリーム』を主要な題材として誕生した経緯を踏まえると、同フランチャイズの最新作に“寄り添う形”でパロディ予告が上映される構図は象徴的だ。
予告では、『ゲット・アウト』、『テリファー』シリーズ、『M3GAN/ミーガン』、Netflixドラマ『ウェンズデー』など近年のヒット作を次々と風刺。さらにゴーストフェイスも登場し、『スクリーム』シリーズそのものにも再び切り込む構えを見せている。
政治や“ウォーク文化”も風刺か
新作ではホラー映画だけでなく、現代の社会風潮もパロディの対象となる。予告編には、刺されながらも自身の代名詞(プロナウン)を訂正するキャラクターの姿が描かれ、「あらゆる一線を越える」とのコピーも掲げられている。政治や“ウォーク文化”をめぐる議論をユーモアの対象とする姿勢が明確だ。
監督はマイケル・ティデス。脚本はマーロン・ウェイアンズ、ショーン・ウェイアンズ、キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズに加え、リック・アルヴァレスが担当する。ジョン・エイブラハムズ、ロクラン・マンロー、シェリー・オテリ、デイヴ・シェリダン、デイモン・ウェイアンズ・ジュニア、アンソニー・アンダーソン、クリス・エリオットらも出演する。
『最終絶叫計画』第6弾は2026年6月12日に全米公開予定。ホラー映画の歴史と現在を横断するパロディが、再びスクリーンに帰ってくる。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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