トム・クルーズ、パラマウント新体制プロモ映像に登場――シネマコン公開の可能性
トム・クルーズが、米パラマウント・スタジオの新体制を象徴するプロモーション映像の撮影に参加していたことが分かった。監督は『ウィキッド』シリーズのジョン・M・チュウ。デヴィッド・エリソン率いる新生パラマウントがスタジオの歴史と未来を打ち出す映像になるとみられており、ハリウッド再編の流れの中で注目を集めている。
トム・クルーズ、パラマウントの象徴“給水塔”で撮影
関係者によると、トム・クルーズは週末、米ロサンゼルスにあるパラマウントのメルローズ・アベニュー敷地内で極秘映像の撮影を行った。現場では、スタジオの象徴として知られる給水塔の上に立つ姿も目撃されたという。
この映像は、パラマウントが「新しい時代」を迎えることをアピールするためのプロモーション企画の一部とされる。2025年、同社はデヴィッド・エリソン率いるスカイダンス・メディアによって買収され、新体制のもとで大規模な再編が進められている。
現時点では、この映像に他の俳優や映画監督が出演するかどうかは明らかになっていない。また、社内向けのコンテンツなのか、外部向けに公開されるのかも不明だが、4月開催の映画業界イベント「シネマコン(CinemaCon)」で披露される可能性も指摘されている。
ジョン・M・チュウが監督、新体制パラマウントの象徴的企画に
監督を務めるのは、『ウィキッド』シリーズで知られるジョン・M・チュウ。今回の映像は、パラマウントの長い歴史とスタジオのレガシーを振り返ると同時に、今後の展望を示す内容になるとみられている。
チュウは2025年12月、映画部門とテレビ部門の双方とファーストルック契約を締結しており、新体制パラマウントのクリエイティブ陣の一員となっている。
デヴィッド・エリソン体制で進む“ハリウッド帝国”構想
パラマウントでは現在、デヴィッド・エリソン主導のもと大型取引が相次いでいる。特に注目されているのが、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収をめぐる約1,100億ドル規模の計画だ。
さらに、ジョン・M・チュウのほか、ダファー兄弟、ウィル・スミスの制作会社ウェストブルック、ジェームズ・マンゴールド、イッサ・レイなどとの契約も進められている。
コンテンツ面でも動きは活発で、ジャーナリストのバリ・ワイスが率いるメディア「The Free Press」の買収や、総額77億ドルのUFC放映権契約、さらにアクティビジョンとの提携による『コール オブ デューティ』映画化計画などが進行中だ。
もしワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収が実現すれば、DCコミックスや『ハリー・ポッター』、『ゲーム・オブ・スローンズ』といった人気IPも傘下に入り、ディズニーやNetflixと並ぶ巨大エンターテインメント企業となる可能性がある。
トム・クルーズとパラマウントの長い関係
トム・クルーズとパラマウントの関係は数十年に及ぶ。『トップガン』や『ミッション:インポッシブル』シリーズのほか、『デイズ・オブ・サンダー』や『ザ・ファーム/法律事務所』など、数多くの作品を同スタジオとともに制作してきた。
また、エリソン率いるスカイダンス・メディアは『トップガン マーヴェリック』や近年の『ミッション:インポッシブル』シリーズにも共同出資しており、両者は長年にわたって協力関係にある。
クルーズは2024年1月にパラマウントを離れ、ワーナー・ブラザースと戦略的パートナーシップを結んだが、エリソンによる買収が進めば、結果的に再びパラマウント陣営に戻る形となる。
サターン賞にも出席、ハリウッドの重鎮と交流
クルーズは週末、撮影だけでなく授賞式にも出席していた。日曜日に開催されたサターン賞では、長年のコラボレーターであるクリストファー・マッカリーに「ビジョナリー賞」を授与。
会場ではギレルモ・デル・トロ、ジェームズ・キャメロン、アレックス・カーツマンら映画関係者と言葉を交わし、ジョージ・ルーカスがサターン賞を受賞した際にはスタンディングオベーションを主導した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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