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BTS復活ライブレポート|新作『ARIRANG』×Netflixで世界再始動

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BTS復活ライブレポート|新作『ARIRANG』×Netflixで世界再始動
『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』 写真:BigHit Music and Netflix
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BTSが約4年ぶりにグループとして本格復帰を果たした。新アルバム『ARIRANG』のリリースに合わせ、ソウル中心部・光化門広場で開催されたNetflixのライブイベントに出演。歴史的建造物を背景にした大規模パフォーマンスは、グローバルステージへの再始動を強く印象づけた。

BTSが光化門で歴史的な復活ライブ

『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』
『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』 写真:BigHit Music and Netflix

公演『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』は、朝鮮王朝時代の宮殿である景福宮を映し出す壮大なショットから始まり、メンバー7人がその前に姿を現した。リーダーのRMは「ソウル、こんにちは。僕たちは戻ってきた」と観客に語りかけ、復帰を宣言した。

ライブは新作のオープニング曲「Body to Body」で幕を開け、終盤には韓国伝統衣装のパフォーマーによる民謡「アリラン」が重ねられる演出が施された。続いて「Hooligan」「2.0」といった新曲を披露し、その後あらためて自己紹介。Jiminは「こうして再び皆さんの前で話せて感動している」と心境を明かした。

新旧楽曲を織り交ぜたセットリスト

ステージでは『ARIRANG』収録曲に加え、「Butter」や「MIC Drop」などの代表曲も披露。さらに「Aliens」「FYA」、最新シングル「Swim」、「Like Animals」「Normal」といった新曲を立て続けにパフォーマンスした。

終盤には「Dynamite」とファン人気の高い「Mikrokosmos」で締めくくられ、約15メートル規模のLEDステージには青いネオンの宇宙的ビジュアルが映し出された。観客は大きく揺れながら楽曲に合わせ、一体感に包まれた。

約4年ぶりのアルバム『ARIRANG』の意味

『ARIRANG』は、メンバーが兵役やソロ活動に専念していた期間を経て発表された、約4年ぶりのアルバムとなる。作品全体を通して、韓国の文化的ルーツやアイデンティティが重要なテーマとして据えられている。

タイトルは韓国を代表する民謡「アリラン」に由来し、アルバムの冒頭曲にもその旋律が取り入れられている。また「No. 29」は、韓国の国宝第29号である聖徳大王神鐘の音のみで構成された実験的な楽曲で、象徴的な存在となっている。

光化門広場での前例なき大規模イベント

今回の公演が行われた光化門広場は、歴史的・政治的に重要な場所として知られ、これまでポップコンサートの開催はなかった。景福宮の正門を背景にした演出も含め、象徴性の高いロケーションでの開催となった。

観覧エリアには約22,000人が収容され、周辺を含めると最大26万人規模の人出が見込まれた。終演後は安全対策として段階的に退場が行われ、完全に広場が空くまで約2時間を要した。

Netflix初の単独コンサート生配信

本公演はNetflixにとって初となる単独コンサートのライブ配信企画でもあった。23台のカメラを使用し、現地の臨場感と細やかな演出の双方を捉えた映像が世界中に配信された。

同社は今回のライブを「世界中のファンを結びつける特別なイベント」と位置づけており、その規模と注目度から、今年最大級のライブコンテンツになる可能性も示唆している。

BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG
『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』 写真:BigHit Music and Netflix

1,000人規模の制作陣が支えた舞台裏

演出を担当したのは、スーパーボウルのハーフタイムショーなどで知られるハミッシュ・ハミルトン。観客だけでなく配信視聴者にも“その場にいる感覚”を届けることを重視したという。

また、会場が公共空間であることから、通常のスタジアム公演とは異なる制約が多く、制作には1,000人以上のスタッフが参加。設営や運営は大規模なプロジェクトとして進行した。

RMの負傷とそれでも続けたステージ

なお、RMは公演2日前のリハーサル中に足首を負傷。パフォーマンスには制限があったものの、装具を着用しながらステージに立ち続けた。多くの場面で椅子を使用しながらも、観客との交流を重視した姿勢が印象を残した。

「BTS 2.0」の始動と今後の展開

J-Hopeは公演中、「BTS 2.0は始まったばかりだ」と宣言。最年長のJINも「待っていてくれてありがとう」とファンに感謝を伝えた。

今後はアメリカでのSpotifyイベント出演や、テレビ番組『The Tonight Show』への登場も予定されており、グローバルでの活動が本格的に再開される見通しだ。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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