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『えんとつ町のプペル』続編公開|西野亮廣、構想の原点は“相方失踪”「外せなかった理由」

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続編映画『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』初日舞台挨拶
(左から)廣田裕介監督、吉原光夫、MEGUMI、永瀬ゆずな、小芝風花、キングコング梶原雄太、西野亮廣 写真:The Hollywood Reporter Japan
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お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣が製作総指揮・原作・脚本を手がけたアニメーション『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』が3月27日、全国336館で公開された。前作から6年ぶりとなる続編で、西野はその構想の原点に、相方・梶原雄太の“失踪騒動”があったことを明かした。

同日、東京・TOHOシネマズ日比谷で初日舞台挨拶が行われ、西野のほか、声優を務めた永瀬ゆずな、MEGUMI小芝風花吉原光夫、梶原、そして廣田裕介監督が登壇した。

続編映画『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』初日舞台挨拶にて
西野亮廣 写真:The Hollywood Reporter Japan

西野は本作について「“待つこと”がテーマ。それは何もしないことではなく、相手を信じ抜くこと」と説明。その思いは物語のラストに集約されているという。

さらに、そのテーマの原点について、西野は2003年に起きた梶原の失踪騒動に言及。梶原が所属事務所から無期限の活動停止を言い渡され、数カ月後にピン芸人としての復帰を打診された当時を振り返り、「漫才をしている時間が楽しかった。それがなくなるのは嫌だったし、相方の帰る場所もなくなってしまう」と語る。

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「人生を振り返っても、覚悟を振り絞った瞬間だった。個人的な出来事ではあるが、自分のコアにある部分なので、この作品から外すわけにはいかなかった」と、その経験が本作の根幹にあることを明かした。

物語は、少年ルビッチがゴミ人間のプペルとの再会を信じ、異世界へと旅立つ冒険を描く。前作に続く物語でありながら、“信じて待つ”という普遍的なテーマをより色濃く打ち出した作品となっている。ルビッチ役を務めた永瀬は、「何度も諦めそうになりながらも最後まで走り抜くルビッチを意識した。そんな姿を応援してもらえたら」と笑顔で語った。

続編映画『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』初日舞台挨拶にて
MEGUMI 写真:The Hollywood Reporter Japan

ネコのモフ役を演じたMEGUMIは、キングコングとデビュー当時から親交があることに触れ、「長く付き合ってきたクラスメイトのような存在。2人の歩みも見てきたので、西野さんの生き方やアイデアが詰まった本作はとてもエモーショナルだった」と感慨深げに語る。一方でアフレコについては、「西野さんからアドリブの要求が多くて大変だった」と苦笑いを見せた。

異世界で人間に姿を変える植物の精霊ナギ役の小芝は、「脚本を読みながら何度も涙があふれた。アフレコ中も自然と感情が込み上げてきた」と振り返り、作品の感情的な強度を強調した。

続編映画『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』初日舞台挨拶にて
永瀬ゆずな 写真:The Hollywood Reporter Japan

前作に続きメガホンをとった廣田監督は、「西野さんはセリフのライブ感や言葉のニュアンスを非常に大切にしていた」と語り、アフレコ後に映像を調整する場面もあったことを明かす。「CG表現も刷新し、よりキャラクターの感情が伝わるようになった。エンタテインメントとして幅広い観客に楽しんでもらえる作品に仕上がった」と自信をのぞかせた。

“待つ覚悟”という普遍的なテーマと、西野自身の原体験が重なり合う本作。6年ぶりの続編は、単なる物語の延長にとどまらず、よりパーソナルで深いメッセージを観客に投げかける一作となっている。

続編映画『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』初日舞台挨拶にて
キングコング梶原雄太、西野亮廣 写真:The Hollywood Reporter Japan

取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元

『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』 予告 【3月27日(金)公開】

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