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『プロジェクト・ヘイル・メアリー』原作者、スタトレ批判を謝罪 発端はボツ企画か

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『プロジェクト・ヘイル・メアリー』原作者、スタトレ批判を謝罪 発端はボツ企画か
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』原作者アンディ・ウィアー(左)、『スター・トレック:スターフリート・アカデミー』(右)写真:Taylor Hill/FilmMagic/Getty Images; Brooke Palmer/Paramount+
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大ヒット映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の原作者アンディ・ウィアーが、人気SFシリーズ『スター・トレック』の製作陣に対して行った不適切な発言を撤回し、謝罪に追い込まれる事態となっている。

▼『プロジェクト・ヘイル・メアリー』原作者、ポッドキャストでの発言がSNSで炎上

『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』より
『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』より 写真:Screengrab/Paramount+

事の発端は先週、アンディ・ウィアーがポッドキャスト番組『Critical Drinker』に出演した際の発言だった。ウィアーは番組内で、自身がParamount+側に持ち込んだ『スター・トレック』の企画がボツになった経緯に触れ、シリーズの製作総指揮を務めるアレックス・カーツマンを「個人としては悪い奴じゃない」と評しながらも、近年の作品群について「あの一連の番組はクソだ」と過激な言葉で酷評した。

さらにアンディ・ウィアーは、シリーズの特定の作品(『ストレンジ・ニュー・ワールド』や『ローワー・デッキ』)については評価しつつも、それ以外は「お払い箱でいい」と断言。この発言がメディアに切り取られ、週末にかけてSNS上で大きな批判を浴びる結果となった。

▼『スター・トレック』製作者への公開書簡と反省

『スター・トレック:ローワー・デッキ』より
『スター・トレック:ローワー・デッキ』より 写真:CBS All Acces

この騒動を受け、アンディ・ウィアーは自身のFacebookを通じてカーツマン宛ての公開謝罪文を投稿。「冗談のつもりだったが、今振り返ってみると、失礼で意地悪な内容に聞こえる。その点については申し訳ないと思っている」と心境を明かした。

ウィアーは、「企画を却下されたんだから、知ったことか!」という自身の発言も自虐的なジョークのつもりだったと釈明。一方で、「僕は昔から口の悪い人間だ。自分の発言がメディアに注目されるなんて10年ぶりのことだったから、映画の公開中だというのに言葉を選ぶのを忘れてしまっていた」と、自身の配慮に欠けた振る舞いを認めている。

▼大ヒット作の原作者としての社会的責任

ライアン・ゴズリング、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』より
ライアン・ゴズリング、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』より 写真:Jonathan Olley/Amazon Content Services

現在、ライアン・ゴズリング主演による映画版『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、今年公開されたハリウッド映画の中でも最大級のヒットを記録している。世界的な影響力を持つ立場となったことで、ウィアーはその発言の重みを再認識する形となった。

アンディ・ウィアーは書簡の最後で、「もし直接話したいと思ってくれるなら、いつでも電話やZoomに応じる」とアレックス・カーツマンに和解を申し出ている。数か月後には再び執筆活動に専念する「洞窟の中の生活」に戻ると自嘲気味に綴ったウィアーだが、SF界のトップクリエイター同士の確執がどのような結末を迎えるか、業界の注目が集まっている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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