『プラダを着た悪魔2』出演のメリル・ストリープ、ハリウッド映画界を一刀両断!「“ヒーロー化”していて退屈」
アカデミー賞受賞俳優のメリル・ストリープは、最新作『プラダを着た悪魔2』で共演したアン・ハサウェイ、エミリー・ブラントとともにラジオ番組に出演。その中で、近年の映画業界に対して率直にコメントした。
特に、現在のスーパーヒーロー映画の隆盛を“マーベル化”と称して「作品が退屈になっている」と語り、波紋が広がっている。
『プラダを着た悪魔2』で話題のメリル・ストリープ「今の映画は退屈」
『プラダを着た悪魔』シリーズで自身が演じるミランダ・プリーストリーの人間性について話が及ぶ中で、ストリープは「現在のハリウッド映画の傾向」について意見を求められた。
ストリープは、「今の映画は“マーベル化”していると思うの。ヒーローと悪役がはっきり分かれていて、正直すごく退屈。キャラクターの奥行きが失われていると感じるわ」と語った。
さらに、映画の魅力について語り、『プラダを着た悪魔2』ではキャラクターの“善悪のグレーゾーン”がより強調されている点にも言及した。
「本当に面白いのは、ヒーローにも欠点があり、悪役にも人間的な側面や魅力があること。そういう曖昧さこそが現実的なのよ。『プラダを着た悪魔2』の魅力は、まさにそこにあると思うわ」
このストリープの発言は、単なるジャンル批評にとどまらず、現代のハリウッド映画における“キャラクター描写の変化”を象徴していると言える。
スーパーヒーロー映画の世界的ヒットが続く中で、善悪の明確化やストーリーの単純化が進む一方で、“曖昧さ”や“人間の複雑さ”をどう描くかが改めて問われている。『プラダを着た悪魔2』が提示するキャラクター像は、その対比として注目を集めそうだ。
アン・ハサウェイが“AIメール”のエピソードを明かす
トークはAIの話題にも及んだ。作中の編集長である「ミランダがAIを使うか」という問いに対し、ストリープは「彼女にはアシスタントがいるから使わない」と答えた。
これを受けてアン・ハサウェイは、最近自身が行った採用活動において、AI生成されたメールを受け取ったエピソードを明かした。
「応募者から届いたお礼メールが、ほとんど同じ内容だったの。最初のメールはとても素敵でプロフェッショナルだと思ったけれど、2通目で『全部同じだ』と気づいたわ。ChatGPTで書かれたものだと思ったの」
これに対しストリープは、「自分で(メールを)書くこともできないの?それでは採用されないわ」と苦言を呈しつつ、「人間らしさを失わないで。女性たち、未来は私たちのものよ」とユーモアを交えてコメントした。
ストリープ、ギャラ交渉で明かした“倍額オファー”の舞台裏
別のインタビューで、ストリープは『プラダを着た悪魔2』出演時のギャラ交渉についても言及。「最初はオファーを断ったけれど、ヒットすると分かっていたから、ギャラを倍額で提示してみたの。するとすぐに承諾された」と明かした。
この経験を振り返り、「引退を考える時期でもあったけれど、自分が必要とされていると気づいた瞬間だった。それに、(ギャラを倍にできることにも)もっと早く気づくべきだったわ。いい教訓だった」とユーモラスに語った。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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