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ロブ・ライナー監督の息子、両親殺害容疑の裁判前に約2億円請求 信託財産で弁護費用確保か

ロブ・ライナー監督の息子、両親殺害容疑で拘留中に約2億円請求 信託財産で弁護費用確保か
(左から)ロブ・ライナー監督、息子のニック・ライナー容疑者 写真:Rommel Demano/Getty Images
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映画『スタンド・バイ・ミー』などで知られるロブ・ライナー監督と、妻で写真家のミシェル・シンガー・ライナーの殺害容疑で起訴されている息子のニック・ライナー容疑者が、両親が遺した信託財産の一部開示を求めて裁判所に申し立てを行ったことがわかった。

▼ロブ・ライナー息子、「受け取るはずだった」150万ドルを請求

ニック・ライナー容疑者=2026年2月、米ロサンゼルス郡高等裁判所にて 写真:Chris Torres-Pool/Getty Images
ニック・ライナー容疑者=2026年2月、米ロサンゼルス郡高等裁判所にて 写真:Chris Torres-Pool/Getty Images

現在32歳のニック・ライナー容疑者は、信託財産から150万ドル(約2億4,000万円)の分配を求める申し立てを提出。申立書によると、信託契約には受益者が30歳になった時点で資産の半分を受け取り、残りを35歳で受け取る規定が設けられていたが、2023年に30歳を迎えた際も分配は行われなかったという。

ライナー夫妻は昨年12月、ロサンゼルスの高級住宅街ブレントウッドの自宅で死亡しているのが発見された。その後、次男のニック・ライナー容疑者は第一級殺人罪2件で起訴されたが、一貫して無罪を主張している。

▼私選弁護人の再雇用が目的

ロブ・ライナー監督(写真中央)写真:Joe Scarnici/Getty Images
妻のミシェル(左)、ロブ・ライナー監督(写真中央)、娘のロミー・ライナー(右)=2019年 写真:Joe Scarnici/Getty Images

今回の申し立ての背景には、刑事裁判に向けた弁護体制の再構築がある。逮捕直後から弁護を担当していた著名弁護士アラン・ジャクソンは今年1月に辞任。当初は兄ジェイクと姉ロミーが弁護費用を支援していたものの、その後支援は打ち切られ、公設弁護人が選任された。

申立書では、ニック容疑者には私選弁護人を雇うだけの資金がないと説明。代理人弁護士は「推定無罪の原則は彼にも適用される」とした上で、「合法的に自身のものである資産を使って防御を固める権利がある」と主張している。

▼信託財産めぐる対立も激化

(左から)ロブ・ライナー、ニック・ライナー容疑者 写真:Laura Cavanaugh/FilmMagic
(左から)ロブ・ライナー、ニック・ライナー容疑者 写真:Laura Cavanaugh/FilmMagic

一方、ニック容疑者側は、今年2月に就任した遺産の管財人が分配を拒否する理由を二転三転させていると批判。信託財産を管理する能力への懸念も根拠がないと反論している。

捜査関係者によると、ニック容疑者は10代から薬物依存の問題を抱え、14歳以降に12回以上リハビリ施設へ入所していたほか、事件前には統合失調症の治療薬が処方されていたという。刑事裁判の次回出廷は9月に予定されている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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