映画『エルヴィス』がカプリ・ハリウッド国際映画祭で作品賞&監督賞を獲得!

写真: ©WARNER BROS/EVERETT COLLECTION
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バズ・ラーマン監督『エルヴィス』がカプリ・ハリウッド国際映画祭で最優秀作品賞最優秀監督賞を獲得した。

“キング・オブ・ロックンロール”と称されたエルヴィス・プレスリーの伝記映画『エルヴィス』は、その他にもプロデューサー賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、美術賞の4つの賞を受賞し、計6冠を果たした。授賞式はイタリアのナポリで開催され、体重272キロの男を演じた衝撃作『ザ・ホエール』でブレンダン・フレイザー最優秀主演男優賞、マーベル映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でアンジェラ・バセット最優秀助演女優賞をそれぞれ獲得した。

また、Netflix映画『ブロンド』でマリリン・モンロー役に迫真の演技で挑戦したアナ・デ・アルマス最優秀主演女優賞、同じくNetflix作品の『グッド・ナース』でエディ・レッドメイン最優秀助演男優賞を受賞した。

今回のカプリ映画祭では、Netflixオリジナル作品が大健闘。アニメーション賞・作曲賞を獲得した『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』をはじめ、主演のダニエル・クレイグに加えエドワード・ノートン、ジャネール・モネイら豪華キャストが集結した『ナイブズ・アウト: グラスオニオン』は脚色賞・アンサンブルキャスト賞、ドイツの『西部戦線異状なし』は国際映画賞に輝いた。一方、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督は、今年のアカデミー賞でもショートリスト入りを果たした『バルド、偽りの記録と一握りの真実』でカプリ・ビジョナリーアワードを授与された。

世界中でスマッシュヒットを記録したトム・クルーズの『トップガン: マーヴェリック』は、撮影賞、編集賞、視覚効果賞の3つを獲得し、技術部門で圧倒的な強さを見せた。

A24配給の話題作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で、ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナートが最優秀脚本賞の栄冠を手にした。アメリカ音楽業界の大御所ソングライター、ダイアン・ウォーレンは映画『Tell It Like A Woman(原題)』のテーマ曲“Applause”で最優秀歌曲賞に輝いた。

オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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