ヘンリー王子、タブロイド裁判敗訴で「完全な隠蔽」と怒りの声明!直後にはジョークで笑顔も
英国メディアとの果てしない闘いを続けているヘンリー王子に、あまりにも冷酷な現実が突きつけられた。ヘンリー王子が、大手タブロイド紙を巻き込んで長年争ってきた注目の裁判でまさかの全面敗訴。数々のエンタメ界のレジェンドたちと結託して挑んだ大勝負は、王子の怒りの告発とともに新たな局面を迎えている。
▼ヘンリー王子が私生活をめぐる裁判で大打撃、訴えは届かず

事態が急転したのは、現地時間7月7日のこと。裁判官は、ヘンリー王子やエルトン・ジョン、エリザベス・ハーレイら7名の原告団が、英『デイリー・メール』紙の親会社であるアソシエイテッド・ニュースペーパーズ社(ANL)を相手取って起こしていた訴訟を棄却。同社が違法に個人情報を入手したとする原告側の主張を「立証不十分」と判断した。
米『ピープル』によると、判決を受け、ヘンリー王子は同じく原告の一人であるドリーン・ローレンス男爵夫人と連名で声明を発表。その内容は、司法への不信感をあらわにした極めて異例のものだった。
「私たちは正義と説明責任を求めて法廷に赴きました。しかし、そのどちらも得られませんでした。これは完全に、そして明らかな隠蔽工作です。しかし、まったく予想外というわけでもありません。それにしても、裁判所が同社に無罪放免を言い渡すためにここまで手を尽くしたことには、不当極まりなく、衝撃を受けています」
【画像】注目の裁判で敗訴も…笑顔で聴衆に応えるヘンリー王子
▼突きつけられた司法への疑問…一方でジョークを放つ“余裕”も

声明でヘンリー王子らは、私立探偵による情報搾取の録音データや医療情報の流出といった証拠を提示したと主張。これは、2000年代に交際していた元恋人へのプライバシー侵害を指すとみられる。「新聞社と原告でルールが別にあるかのよう。裁判所は矛盾や嘘があるにもかかわらず、彼らの言い分をうのみにした」と糾弾した。
【動画】裁判敗訴後にイベントでスピーチするヘンリー王子
Prince Harry arrived in the UK to promote the Invictus Games, which will take place in Birmingham, central England, next year. He spoke at an event for the charity after losing a privacy lawsuit against the Daily Mail earlier in the day https://t.co/jip9DAQzyt pic.twitter.com/iQ6oO0pOiH
— Reuters (@Reuters) July 7, 2026
判決当時、国際スポーツイベント「インビクタス・ゲーム」の関連行事でロンドンに滞在していたヘンリー王子。敗訴の速報からわずか数時間後、国際問題研究所「チャタムハウス」の壇上に立つと、大逆風を感じさせない笑顔で「ここはイギリスで数少ないエアコンが効いた部屋。席が満席なのも納得です」とジョークを飛ばし、会場を沸かせた。
今回の敗訴は、タブロイド紙の違法な手口を追及してきた王子にとって大きな挫折だ。今年初めには英『ザ・サン』紙らと和解に達していただけに、手痛い足踏みとなった。エルトン・ジョンら豪華原告団の行く末にも影を落とすが、今月後半にはさらなる審理が予定されており、王子の不屈の闘いはまだ終わりそうにない。
記事/和田 萌

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