開催間近! 世界最大の音楽の祭典、グラミー賞の最優秀アルバム賞の歴史をプレイバック

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ミュージシャンにとって、グラミー賞はまさにキャリアの成功の証と言えよう。とりわけ、最優秀アルバム賞の栄誉を手にするのは、ごくわずかなエリートに限られる。

近年は、ビリー・アイリッシュテイラー・スウィフト、アデルら人気歌手がアルバム賞を獲得。一方で、初代の受賞者はヘンリー・マンシーニの時代にまで遡る。当時、マンシーニはフランク・シナトラをはじめとする大御所歌手を抑えて、受賞を果たした。しかし、シナトラはスティーヴィー・ワンダーらと同様、最優秀アルバム賞を複数回受賞した歌手の一人である。

実は、これまで2回以上アルバム賞を獲得した女性歌手は、2人しかいない。テイラー・スウィフトとアデルだ。アデルは、2125の2作、スウィフトは、Folklore、Fearlessと1989の3作で受賞した。当時、スウィフトは弱冠20歳で受賞し、アラニス・モリセットの記録を塗り替えた。2022年は、We Areのジョン・バティステが栄誉に輝いた。

そして、今年の最優秀アルバム賞ノミネーションは以下の通り。

ABBA 『ヴォヤージ』
アデル『30』
バッド・バニー『あなたのいない夏』
ビヨンセ『ルネッサンス』
メアリー・J.ブライジ『Good Morning Gorgeous (Deluxe)』
ブランディ・カーライル『In These Silent Days』
コールドプレイ『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』
ケンドリック・ラマー『ミスター・モラル・アンド・ザ・ビッグ・ステッパーズ』
リゾ『スペシャル』
ハリー・スタイルズ『Harry’s House』

第65回グラミー賞授賞式は、現地時間2月5日(日)に開催予定。

オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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