2022年は日本の映画興行収入が大成長、アニメーション&ハリウッド大作がランキング独占
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2022年、日本の映画興行収入が急増した。前年比で約32%アップ、日本円にして約2,130億円だった。中でも、アニメーション作品とハリウッド大作が大躍進をみせた。
しかし、依然として数字はコロナ禍前の2019年の記録を大きく下回る。2019年は、日本の史上最高興行収入(約2,610億円)を記録した。
また、洋画が昨年の興行収入ランキングの31.2%を占めた。特に、『トップガン: マーヴェリック』は約136億円のスマッシュヒット。そして、『ジュラシック・ワールド』や「ファンタビ」の最新作もトップ10入りを果たした。前年から、海外作品のシェアは増加したものの、コロナ以前の数字(約45.6%)は取り戻していない。
一方で、年間興行収入の首位に君臨したのは、『ONE PIECE FILM RED』(約197億円)。その他にも、アニメ作品が上位にランクインした。
さらに、過去10年間で初めて全国の映画館の数が減少。それに加えて、チケットの平均価格も1,402円と減少傾向にある。要因として、観客を呼び込むため、映画館側が料金を割引していることが挙げられる。
東宝の代表取締役会長の島谷能成氏によると、東宝の興行収入の50%以上をアニメ作品が占めている。島谷氏は、「今年のカギは、ジブリとゴジラですね。宮崎駿監督の最新作や、ゴジラ関連作品が控えています」と述べた。
オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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