マーベル『アントマン&ワスプ』のエヴァンジェリン・リリーが“反コロナ・ワクチン”の立場を表明した余波について告白

エヴァンジェリン・リリー 写真: © GETTY IMAGES
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公開中の『アントマン&ワスプ: クアントマニア』に出演し、マーベル俳優としても活躍しているエヴァンジェリン・リリー。これまで、反コロナ・ワクチンの集会に参加するなど、SNSを通じて度々ワクチン接種に否定的な態度を示してきた。

先週、Esquire誌で公開されたインタビューで、ハリウッドの世界における様々な葛藤を告白。その中で、物議を醸した話題に触れ、自身の行動を発信した裏側を赤裸々に語った。

SNSに集会の写真を投稿するかどうか“600回は悩んだ”というリリー。リスクを感じながらも、公開に踏み切ることで「世間には、“ノー”を突きつける権利を持つ人々も存在する、ということを伝えたかった」と語った。

昨年は、インスタグラムに「暴力や不当な逮捕などあらゆる脅威にさらされながら、当人の意に反して接種を強制されるべきではない。世界は今、恐怖の中にある。けれど、恐怖に力尽くで対抗しても何の解決にもならない」と投稿していた。

また、先日出演したポッドキャストでは、自身の政治的なスタンスへのマーベル側の対応について詳しく語った。これまでに、マーベルの社長ケヴィン・ファイギ氏から一連の投稿を控えるように要求されたことはないという。この件に対し、マーベルは「個人の生き方を決めるのは私たちではない」との反応を示したそうだ。

マーベルの態度に「とても健全だと思います。仕事とプライベートには、線引きが必要ですから」とリリーは語った。さらに、新作「クアントマニア」のペイトン・リード監督もリリーに直接電話をかけ、サポートしたそうだ。

そして、リリーは「私のオープンな立場は、一部の人を憤慨させるでしょう。でも、それが私に残されたすべてなのです」と自身の気持ちを吐露した。

オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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