フローレンス・ピュー、アニャ・テイラー=ジョイらが語る「ティファニー」の思い出 記念パーティーに豪華セレブ集結
4月27日、米ティファニーNY本店のリニューアルオープン記念パーティーにブランドアンバサダーのガル・ガドット、アニャ・テイラー=ジョイ、トレイシー・エリス・ロス、ゾーイ・クラヴィッツ、BTSのJIMINら豪華ゲストが登場。店に隣接した会場ではドンペリやヘネシー X.Oが振る舞われ、ケイティ・ペリーやザ・ラジオシティ・ロケッツがパフォーマンスを披露した。
ブランドアンバサダーを務めるトレイシー・エリス・ロスは「スタイリストのカーラと私は、このフェラガモのコーディネートにすっかり夢中でした。ジュエリーを際立たせてくれるので、今夜にピッタリだと思います」と語り、フェラガモの上下にティファニーのヴィンテージネックレスとブレスレットを合わせた。ティファニーの思い出について問われると、すかさずこう答えた。「私にとって初めてのティファニーは、母(ダイアナ・ロス)がくれた“エルサ・ペレッティ キドニー ビーン ネックレス”でした。近くに住んでいたので、10代の頃からここに来店しています」
ニューヨークで生まれ育ったマーク・ジェイコブスも、本店に足しげく通っていた1人。「70年代後半に、頻繁に訪れていました。当時のエルサ・ペレッティのデザインが大好きだったんです。ある日、クリスタル製のタンブラーを見かけて、この世で最も美しいものだと思いました。それは、ごくありふれたものをラグジュアリーに格上げしたものでした。エルサ・ペレッティが創り出したシンプルで美しい作品に、美的なアプローチを学んだ気がします。勉強になったし、ある意味で私の背中を押してくれました」
フローレンス・ピューは米The Hollywood Reporterに対し「人生で初めての彼氏から、ティファニーのネックレスをもらいました。一生忘れません」と明かした。そして「私の誕生日でした。それまでは、あのブルーの箱を手に入れたことがなかったので、その凄さがよく分かっていませんでした。箱がテーブルに置かれていたのを目にした瞬間を覚えています。すっかり舞い上がってしまったので、中身はもはやどうでも良かったですね。そのネックレスは、今でも着用することがあります」と続けた。
ブランドアンバサダーのアニャ・テイラー=ジョイは、初めてティファニーのキャンペーンに登場した時の思い出を振り返った。「母にいくつかジュエリーをプレゼントすることができました。とても素敵でした。仕事を頑張ったおかげで両親に贈り物ができるときは、とても誇らしい気持ちになります」
男性ゲストの間ではティファニーの有名デザイナー、ジャン・シュランバージェのモチーフが光り輝くブローチが多くみられた。マイケル・B・ジョーダンやマーク・ロンソンらが着用し、ニューヨーカーのロンソンは「(ティファニー)といえば、クリスマスや人々がショッピングし、お祝いムードに包まれている様子が思い浮かびます」と語った。
ブレイク・ライブリーは、エルサ・ペレッティのスネーク・ネックレスを着用。『ゴシップガール』の撮影のためニューヨークに引っ越した当時、ティファニーはつねに“欲しいものリスト”の上位だったそう。「『ティファニーで朝食を』や『ホーム・アローン2』を観て育ちました。印象的なニューヨークの姿が切り取られていて、初めてこっちに来たときはティファニーを訪れるのを楽しみにしていました。忘れられない思い出です」
一方、セレブカップルは恋愛にまつわるエピソードをシェアしてくれた。妻ニコラ・ペルツ・ベッカムと出席したブルックリン・ベッカムは「付き合って4、5か月の頃にお揃いでティファニーのシグネットリングを買いました」と振り返った。ディラン・スプラウスは「私は“N”、彼女は“B”と印されたものを着用しています。これは婚約指輪なんです」と語り、婚約者のバーバラ・パルヴィンはお揃いで購入したというブレスレットを“愛の祝福”と表現した。
バズ・ラーマン監督と妻キャサリン・マーティンは、とっておきのストーリーを教えてくれた。「『華麗なるギャツビー』(2013)でティファニーとのコラボを実現しました。リサーチのためにアーカイブに出向いたことは、とても素晴らしい体験でした。その後、ティファニーのジュエリーをたくさん提供していただき、夫婦で贈り合いました」とラーマンが明かすと、マーティンは「ティファニーの歴史の中で、私たちがほんの少しでも役割を果たせたのなら、とても幸運ですね」と加えた。
※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌