トビアス・メンジーズがブラッド・ピット主演の新作F1映画に出演 Apple TV+で配信
トビアス・メンジーズがブラッド・ピット主演の新作映画に出演することが分かった。同作のタイトルは未定で、すでにケリー・コンドンとダムソン・イドリスの出演が発表されており、監督は『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー、制作はジェリー・ブラッカイマーが務める。
Netflix『ザ・クラウン』のフィリップ殿下役でエミー賞を獲得したメンジーズは、これまで『アウトランダー』や『ゲーム・オブ・スローンズ』、『ザ・テラー』などに出演。A24の新作『You Hurt My Feelings(原題)』では、ジュリア・ルイス=ドレイファスと共演している。さらにApple TV+で配信予定のドラマ『Manhunt(原題)』では、リンカーン暗殺犯を追跡するエドウィン・スタントンに扮する。
タイトル未定の新作で、主演のブラッド・ピットは競技に復帰する元F1ドライバー、コンドンはチームのテクニカルディレクターを演じるという。同作はApple TV+での配信に先立ち、最低30日間劇場で限定公開される予定だ。
7月6日よりF1のイギリスGPで撮影を開始したものの、脚本家・俳優組合のストライキで撮影中止を余儀なくされている。
@herseyshiga / David Schneider
※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
ブラッド・ピットがF1レーサーに扮するApple TV+の新作映画。『トップガン マーヴェリック』 (2022)や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなど数々の大ヒット作を手掛けてきたジェリー・ブラッカイマー、F1レーサーのルイス・ハミルトン、そしてブラッド自身が製作に参加することでも本作は話題だ。
これまでストーリーや出演者について秘されてきたが、F1イギリスGPを開催中のシルバーストン・サーキットにて、共演のダムソン・イドリスと共に同作の撮影に参加していたブラッドが、口を開いた。「スカイ・スポーツ」の記者で、元レーサーのマーティン・ブランドルのインタビューを受け、「全て最高です。レースの一部となり、僕らの物語を語る、このバイブは信じられないほど素晴らしい。レーシングチームの皆さんは僕らを受け入れてくれた」とコメント。そして自分の演じるソニー・ヘイズの役どころについて、「1990年代にレースで活躍した男で……恐ろしい衝突事故を経験し、表舞台から姿を消し、違う種目のレースをしている」と説明した。
また、ハビエル・バルデムがヘイズの友人でもあるチームのオーナーを演じると明かし、「彼に呼ばれるんだ。彼らのチームはグリッドで21、22番目の最下位で、一度もポイントを取ったことがない。だけど、彼らにはダムソン・イドリス演じる若き天才がいる。僕は最後の賭けとして呼ばれ、大騒動を巻き起こすんだ。何がすごいって、車のあちこちにカメラが仕掛けられている。こんなスピードやGフォースは見たことがない。本当にワクワクする」と語った。
本作では、『トップガン マーヴェリック』の監督ジョセフ・コシンスキーと脚本家アーレン・クルーガーが再びタッグを組み、ブラッドとイドリス、ハビエルのほか、トビアス・メンジーズも重要な役どころで出演する。シルバーストン・サーキットには、フェラーリとメルセデスの間に架空のF1チーム「APXGP」のピットレーンガレージとピットウォールが実際に作られ、ブラッドがスタントマンとともに、F1マシンの形状を模して改造されたF2マシンを走らせる姿もキャッチされた。ブラッドは、「ここは最高だ。笑いが絶えない、最高に素晴らしい時間を過ごした」とコメント。上機嫌で、元イギリスGPチャンピオンのブランドルにカメオ出演をオファーしていた。
『Tae Terai – ヴォーグジャパン』