Netflixが新たに日本のリアリティ番組を5作品配信へ 星野源×若林正恭共演のバラエティ『LIGHTHOUSE』など

『LIGHTHOUSE』より 写真: COURTESY OF NETFLIX
スポンサーリンク

欧米で登録者の停滞状態が続くなか、Netflixは日本への影響力の拡大を求めリアリティ番組に高い期待を寄せている。9日、Netflixのソウル支社で行われたイベントで、日本の恋愛・バラエティ系番組が多数紹介された。

日本発のコンテンツとして、恋愛リアリティ『オオカミちゃんには騙されない』、『韓国ドラマな恋がしたい』、星野源・若林正恭出演のバラエティ『LIGHTHOUSE』が新たに登場。その他、『トークサバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜』(10月10日より配信)と恋愛リアリティ『あいの里』(配信日未定)のシーズン2がそれぞれ決定した。

Netflixの日本語コンテンツマネージャー・太田大氏は、「コンテンツ戦略の新たなフェーズに突入しワクワクしています。国内屈指のクリエイティビティから生まれる優れた作品制作の価値観とストーリーテリングで、台本のないカテゴリーを向上させていきたい」とコメントした。

俳優・脚本家組合ストの最中で、Netflixは国際市場におけるコンテンツの多様化を進め、スタジオ業界の長年の競争相手に大きく差をつけている。ライバルスタジオは、映画・ドラマの制作中止によって甚大な影響を受けるとみられる。

アジア圏において、日本はユーザー1人あたりの平均年収が最も高い国に数えられる。一方でコード・カッティングの動きは比較的遅く、国内外の定額制動画サービスの登録者数はまだまだ伸びしろがある。Media Partners Asiaによると、日本のNetflix登録者数は720万人(2023年第1四半期時点)で、SVOD全体の15%を占めた。

8月22日より配信開始の『LIGHTHOUSE』は、星野源と若林正恭が6か月にわたってお互いに本音を語り合うシリーズだ。シンガーソングライターの星野は、オープニング曲“Mad Hope ft. Louis Cole, Sam Gendel”と、若林との会話にインスパイアされた5つのエンディング曲を書き下ろした。日本のトップエンターテイナー2人を徹底解剖し、クリエイティビティ・コメディに新たな角度から切り込んだ番組となっている。

9月3日より配信開始の『オオカミちゃんには騙されない』は、恋愛を求める若者たちの中に潜んだ少なくとも1人の“オオカミちゃん”が、正体を明かさぬまま周りの人々を欺いていく番組。ABEMAと共同制作で、すでに国内では多くの視聴者を獲得している。

11月28日より配信開始の『韓国ドラマな恋がしたい』は、韓国ドラマと恋愛リアリティが一体となった番組。俳優の日本人・韓国人男女8人がペアを組み、キスシーンのオーディションを通してドラマの主役を手にするまでを追う。スタジオには、近藤春菜(ハリセンボン)、あ~ちゃん(Perfume)、福徳秀介(ジャルジャル)、小森隼(GENERATIONS)、谷まりあが出演する。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

スポンサーリンク

Similar Posts