ティモシー・シャラメが初来日!生い立ちから現在までの華麗な人生を振り返る
12月8日公開の最新映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のプロモーションで初来日したティモシー・シャラメ。
レオナルド・ディカプリオの再来とも言われ、「タイム」誌では次世代のリーダーとして25歳で表紙に抜擢。
20代にしてすでに、クリストファー・ノーラン、グレタ・ガーウィグ、マーティン・スコセッシなど著名な監督と仕事を共にしています。
いまハリウッドで最も勢いのある若手トップスターですが、どんな人物なのか気になるところ。そこで、世界から大注目の新星ティモシー・シャラメの生い立ちから現在までを振り返ります。
ティモシー・シャラメの生い立ち
1995年12月27日生まれの27歳。アメリカ、ニューヨークのヘルズキッチン出身。
フランス人の父とユダヤ系アメリカ人で元ブロードウェイダンサーの母のもとに生まれます。祖父は脚本家、叔父は映画監督、姉はフランス在住の女優という芸能一家。
高校は、ロバート・デ・ニーロやアル・パチーノも卒業したアート系の名門ラガーディア高校に入学。『ウエスト・サイド・ストーリー』のアンセル・エルゴートは同級生です。
寡黙な印象のあるティモシーですが、実はヒップホップが大好きな青年。高校時代には、課題の代わりにラップを作成して動画を提出してしまうというおちゃめなエピソードも。
高校卒業後はコロンビア大学に1年在籍しますが、俳優と学業両立のためニューヨーク大学に転入します。
『君の名前で僕を呼んで』でブレイク
9歳でCMに出演し、『インターステラー』(2014)ではマシュー・マコノヒーの息子役を演じたティモシー。
ブレイクのきっかけになったのは『君の名前で僕を呼んで』(2017)です。本作では初主演を果たし、22歳でアカデミー賞主演男優賞に初ノミネート。90年代生まれの俳優として初のオスカー候補者となり、一躍”時の人”となります。
ティモシーの醍醐味と言えば、何ともない日常のひとこまもスクリーンに映っているだけで一瞬にしてアートに変えてしまう佇まい。
『君の名前で僕を呼んで』では、その天性の存在感を惜しげもなく披露しています。
ティモシーが映画界からオファーが絶えないのは、美しくて気品漂う容姿だけでなく演技の振り幅が広いところにもあります。
北イタリアで切ない初恋をしたかとおもえば、SF映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)では、砂の惑星の戦士ポールを違和感なく見事に演じ切ります。
どの作品から観たらいいか分からない方は、魅力と才能が凝縮されている『君の名前で僕を呼んで』と、新境地を開いた『DUNE/デューン 砂の惑星』は要チェック。ティモシーの唯一無二の存在感を体感できるはずです。
スーパーヒーロー映画に出演しない
順風満帆に見えるティモシーですが、オーディションに落ち続けていた時期もありました。
驚いたのは、スパイダーマン役のオーディションを受けていたことです。最終選考まで残りますが、結局トム・ホランドが合格します。
スパイダーマン役を逃したティモシーですが、2018年頃に尊敬するレオナルド・ディカプリオから「スーパーヒーロー映画には出演しない」というアドバイスをもらい忠実に守っているそうです。
とはいってもまだ27歳。可能性は無限にあるので、スーパーヒーローに扮するティモシーを観れる日が来るかもしれません。
ティモシー・シャラメの恋
ハリウッドの新星は、もちろん女性にも大人気。高校時代にはマドンナの娘ローデス・レオンと交際。少し前まではジョニー・デップの娘リリー・ローズと付き合っていました。
現在の恋人は、カーダシアン家の末っ子カイリー・ジェンナー。カイリーは自身のコスメブランドが大成功し、世界最年少のビリオネアになった人物です。
意外な交際でしたが、20代で頂点を極めた2人にしか分かり合えない世界があるのかもしれません。
美貌と実力を兼ね備えたティモシー・シャラメ。主演を務める『ウォンカとチョコレート工場の始まり』も間もなく公開。2024年3月には、SF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編も控えています。
現在27歳でまだまだ夢の途中。これから30代、40代とどんなキャリアを築いていくのかティモシーから目が離せません。
ティモシー・シャラメの初来日の様子や最新情報はコチラです。