人気コミック「告白 コンフェッション」生田斗真×ヤン・イクチュン日韓W主演で映画化

「告白」ポスター
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「カイジ」シリーズの福本伸行氏が原作、「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじ氏が作画を手掛け、1998年に「ヤングマガジンアッパーズ」(講談社)で連載された人気コミック「告白 コンフェッション」が実写映画化される。

俳優の生田斗真と、韓国の映画監督で俳優のヤン・イクチュンがダブル主演していることが分かった。二人は初共演となる。

日本漫画界の黄金タッグの共作として、ファンの間では根強い人気を誇る「告白 コンフェッション」。

大学山岳部OBの浅井とジヨンが、かつて事故死した同級生の慰霊登山中の冬山で遭難。

ジヨンは大けがを負って死を覚悟し、浅井にその同級生を殺害したことを告白する。しかし、直後に山小屋が見つかり一命を取り留めたことから、救助を待つ気まずい雰囲気の中でジヨンが本性を表していくという密室サスペンスだ。

浅井役の生田はオファーを受け、「ここまで閉鎖的な空間で、ほぼ二人といっていいミニマムな世界観の中で展開すること。そして、何よりもヤン・イクチュンさんとお芝居ができるのが楽しみでした」と述懐。

既に撮影を終え、「イクチュンさんの怖い顔と、それにおびえる私がハラハラドキドキして楽しんでもらえる大きな要素になっている」と自信のほどを語った。

一方のヤンは、監督・脚本・主演の2009年「息もできない」でロッテルダム国際映画祭のタイガー・アワード(作品賞)など世界的に評価を受けた韓国インディーズ映画界の雄。

日本でも17年「あゝ、荒野」で数々の助演男優賞に輝いている。

原作では日本人だが、映画では韓国からの留学生に変更され「オファーを受けたのが4年前で、とにかく頑張ろうという気持ちでした。4年間の努力の結晶として素晴らしい出来ばえになれば良いと思っています」と期待している。

メガホンをとったのは「リンダ リンダ リンダ」(05)などで知られ、今月12日に最新作「カラオケ行こ!」の公開が控える山下敦弘監督。

「難航するシナリオ作業、さらにコロナ禍で二度の撮影延期という憂き目を経てようやく映画化することができた。途中、何度も心が折れそうになりましたが、どうにか形にしたいという監督としての意地と、プロデューサーたちの粘りの結晶が『告白 コンフェッション』です」と手応え十分の様子。

生田も、「本当にドキドキする、最高にスリリングで始まりと終わりでガラリと世界観が変わるような作品を楽しみにしてほしい」とアピールした。

「告白 コンフェッション」は、今年5月に公開予定。

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