放送映画批評家協会賞: 作品賞は『オッペンハイマー』、最多8冠に輝く

クリストファー・ノーラン、マーゴット・ロビー、エマ・ストーン、ポール・ジアマッティ 写真: KEVIN WINTER/GETTY IMAGES (4)
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映画『オッペンハイマー』が14日、「2024 クリティクス・チョイス・アワード」(放送映画批評家協会賞)で作品賞を含む最多8冠を獲得した。

また、主演男優賞はポール・ジアマッティ(『The Holdovers』)、主演女優賞はエマ・ストーン(『哀れなるものたち』)、助演男優賞はロバート・ダウニー・Jr.(『オッペンハイマー』)、助演女優賞はダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers』)が受賞した。

その他、アメリカ・フェレーラが特別賞「SeeHer Award」、ハリソン・フォードが功労賞を授与された。

主な受賞結果★太字で示す。)

【映画部門】

作品賞

『アメリカン・フィクション』
『バービー』
『カラーパープル』
『The Holdovers』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『マエストロ: その音楽と愛と』
★『オッペンハイマー』
『パスト ライブス/再会』
『哀れなるものたち』
『Saltburn』

主演男優賞

ブラッドリー・クーパー『マエストロ: その音楽と愛と』
レオナルド・ディカプリオ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
コールマン・ドミンゴ『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』
★ポール・ジアマッティ『The Holdovers』
キリアン・マーフィ『オッペンハイマー』
ジェフリー・ライト『アメリカン・フィクション』

主演女優賞

リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ザンドラ・ヒュラー『落下の解剖学』
グレタ・リー『パスト ライブス/再会』
キャリー・マリガン『マエストロ: その音楽と愛と』
マーゴット・ロビー『バービー』
★エマ・ストーン『哀れなるものたち』

助演男優賞

スターリング・K・ブラウン『アメリカン・フィクション』
ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
★ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』
ライアン・ゴズリング『バービー』
チャールズ・メルトン『May December』
マーク・ラファロ『哀れなるものたち』

助演女優賞

エミリー・ブラント『オッペンハイマー』
ダニエル・ブルックス『カラーパープル』
アメリカ・フェレーラ『バービー』
ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』
ジュリアン・ムーア『May December』
★ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』

若手俳優賞

アビー・ライダー・フォートソン『神さま聞いてる? これが私の生きる道?!』
アリアナ・グリーンブラット『バービー』
ケイラ・レーン『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
ミロ・マシャド・グラネール『落下の解剖学』
★ドミニク・セッサ『The Holdovers』
マデリン・ユナ・ヴォイルズ『ザ・クリエイター/創造者』

監督賞

ブラッドリー・クーパー『マエストロ: その音楽と愛と』
グレタ・ガーウィグ『バービー』
ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』
★クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』
アレクサンダー・ペイン『The Holdovers』
マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

脚本賞

サミー・バーチ『May December』
アレックス・コンヴェリー『AIR/エア』
ブラッドリー・クーパー&ジョシュ・シンガー『マエストロ: その音楽と愛と』
★グレタ・ガーウィグ&ノア・バームバック『バービー』
デヴィッド・ヘミングソン『The Holdovers』
セリーヌ・ソン『パスト ライブス/再会』

脚色賞

ケリー・フレモン・クレイグ『神さま聞いてる? これが私の生きる道?!』
アンドリュー・ヘイ『異人たち』
★コード・ジェファーソン『アメリカン・フィクション』
トニー・マクナマラ『哀れなるものたち』
クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』
エリック・ロス&マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

撮影賞

『マエストロ: その音楽と愛と』
『バービー』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『哀れなるものたち』
『Saltburn』
★『オッペンハイマー』

美術賞

『Saltburn』
『オッペンハイマー』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
★『バービー』
『哀れなるものたち』
『アステロイド・シティ』

編集賞

『AIR/エア』
『バービー』
★『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『マエストロ: その音楽と愛と』

衣装デザイン賞

★『バービー』
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
『カラーパープル』
『哀れなるものたち』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『ナポレオン』

ヘア&メイクアップ賞

★『バービー』
『カラーパープル』
『マエストロ: その音楽と愛と』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』
『プリシラ』

視覚効果賞

『ザ・クリエイター/創造者』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
★『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』
『スパイダーマン: アクロス・ザ・スパイダーバース』

アニメ映画賞

『君たちはどう生きるか』
『マイ・エレメント』
『ニモーナ』
★『スパイダーマン: アクロス・ザ・スパイダーバース』
『ミュータント・タートルズ: ミュータント・パニック!』
『ウィッシュ』

外国語映画賞

★『落下の解剖学』
『ゴジラ-1.0』
『PERFECT DAYS』
『雪山の絆』
『ポトフ 美食家と料理人』
『The Zone of Interest』

歌曲賞

“Dance the Night”『バービー』
★“I’m Just Ken”『バービー』
“Peaches”『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
“Road to Freedom”『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』
“This Wish”『ウィッシュ』
“What Was I Made For”『バービー』

作曲賞

ジャースキン・フェンドリックス『哀れなるものたち』
★マイケル・ジアッキーノ『雪山の絆』
ルドウィグ・ゴランソン『オッペンハイマー』
ダニエル・ペンバートン『スパイダーマン: アクロス・ザ・スパイダーバース』
ロビー・ロバートソン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
マーク・ロンソン、アンドリュー・ワイアット『バービー』

【テレビ部門・ドラマ】

作品賞

『ザ・クラウン』
『ザ・ディプロマット』
THE LAST OF US
『ロキ』
『ザ・モーニングショー』
『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』
★『メディア王 〜華麗なる一族〜』
『ウイニング・タイム -レイカーズ帝国の誕生』

主演男優賞

★キーラン・カルキン『メディア王 〜華麗なる一族〜』
トム・ヒドルストン『ロキ』
ティモシー・オリファント『JUSTIFIED 俺の正義: クライムシティ デトロイト』
ペドロ・パスカル『THE LAST OF US』
ラモン・ロドリゲス『GBI特別捜査官 ウィル・トレント』
ジェレミー・ストロング『メディア王 〜華麗なる一族〜』 

主演女優賞

ジェニファー・アニストン『ザ・モーニングショー』
アーンジャニュー・エリス『JUSTIFIED 俺の正義: クライムシティ デトロイト』
ベラ・ラムジー『THE LAST OF US』
ケリー・ラッセル『ザ・ディプロマット』
★サラ・スヌーク『メディア王 〜華麗なる一族〜』
リース・ウィザースプーン『ザ・モーニングショー』  

助演男優賞

ハリド・アブダラ『ザ・クラウン』
★ビリー・クラダップ『ザ・モーニングショー』
ロン・シーファス・ジョーンズ『真相-Truth Be Told』
マシュー・マクファディン『メディア王 〜華麗なる一族〜』
キー・ホイ・クァン『ロキ』
ルーファス・シーウェル『ザ・ディプロマット』

助演女優賞

ニコール・ベハーリー『ザ・モーニングショー』
★エリザベス・デビッキ『ザ・クラウン』
ソフィア・ディ・マルティーノ『ロキ』
セリア・ローズ・グッディング『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』
カレン・ピットマン『ザ・モーニングショー』
クリスティーナ・リッチ『イエロージャケッツ』 

【テレビ部門・コメディ】

作品賞

『アボット エレメンタリー』
『バリー』
★『一流シェフのファミリーレストラン』
『マーベラス・ミセス・メイゼル』
『Poker Face』
『Reservation Dogs』
『シュリンキング: 悩めるセラピスト』
『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』 

主演男優賞

ビル・ヘイダー『バリー』
スティーヴ・マーティン『マーダーズ・イン・ビルディング』
ケイヴァン・ノヴァク『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』
ドリュー・ターバー『The Other Two』
★ジェレミー・アレン・ホワイト『一流シェフのファミリーレストラン』
ディ・ファラオ・ウーン・ア・タイ『Reservation Dogs』 

主演女優賞

レイチェル・ブロスナハン『マーベラス・ミセス・メイゼル』
キンタ・ブランソン『アボット エレメンタリー』
★アヨ・エデビリ『一流シェフのファミリーレストラン』
ブリジット・エヴェレット『サムバディ・サムウェア』
デブリー・ジェイコブス『Reservation Dogs』
ナターシャ・リオン『Poker Face』 

助演男優賞

フィル・ダンスター『テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく』
ハリソン・フォード『シュリンキング: 悩めるセラピスト』
ハーベイ・ギーエン『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』
ジェームズ・マースデン『Jury Duty』
★エボン・モス=バクラック『一流シェフのファミリーレストラン』
ヘンリー・ウィンクラー『バリー』 

助演女優賞

ポーリーナ・アレクシス『Reservation Dogs』
アレックス・ボースタイン『マーベラス・ミセス・メイゼル』
ジャネール・ジェームズ『アボット エレメンタリー』
シェリル・リー・ラルフ『アボット エレメンタリー』 
★メリル・ストリープ『マーダーズ・イン・ビルディング』
ジェシカ・ウィリアムズ『シュリンキング: 悩めるセラピスト』 

【テレビ部門・リミテッド】

作品賞

★『BEEF/ビーフ』
『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』
『FARGO/ファーゴ』
『Fellow Travelers』
『レッスン in ケミストリー』
『ラブ&デス』
『マーダー・イン・ザ・ワールドエンド』
『正義の異邦人:ミープとアンネの日記』

主演男優賞

マット・ボマー『Fellow Travelers』
トム・ホランド『クラウデッド・ルーム』
デイヴィッド・オイェロウォ『Lawmen: Bass Reeves』
トニー・シャルーブ『Mr. Monk’s Last Case: A Monk Movie』
キーファー・サザーランド『The Caine Mutiny Court-Martial』
★スティーヴン・ユァン『BEEF/ビーフ』 

主演女優賞

カーラ・グギノ『アッシャー家の崩壊』
ケイトリン・デヴァー『誰も助けてくれない』
ブリー・ラーソン『レッスン in ケミストリー』
ベル・パウリー『正義の異邦人:ミープとアンネの日記』
シドニー・スウィーニー『リアリティ』
ジュノー・テンプル『FARGO/ファーゴ』
★アリ・ウォン『BEEF/ビーフ』 

助演男優賞

★ジョナサン・ベイリー『Fellow Travelers』
テイラー・キッチュ『ペイン・キラー』
ジェシー・プレモンス『ラブ&デス』
ルイス・プルマン『レッスン in ケミストリー』
リーヴ・シュレイバー『正義の異邦人:ミープとアンネの日記』
ジャスティン・セロー『ホワイトハウス・プラマーズ/米国政治の失墜を招いた男たち』

助演女優賞

★マリア・ベロ『BEEF/ビーフ』
ビリー・ブーレ『正義の異邦人:ミープとアンネの日記』
ウィラ・フィッツジェラルド『アッシャー家の崩壊』
アヤ・ナオミ・キング『レッスン in ケミストリー』
メアリー・マクドネル『アッシャー家の崩壊』
カミラ・モローネ『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』 

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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