テイラー・スウィフトが5年ぶりの来日!世界的歌姫のすごすぎる歴史的快挙とは
5年ぶりとなる来日公演を2月7日~10日に東京ドームで行うテイラー・スウィフト。
これまでに史上初となる記録を数々更新。世界で最も影響力のあるアーティストと言っても過言ではありません。
世界の歌姫テイラーの歴史的な快挙を振り返ります。
グラミー賞で史上初の快挙
2月4日(現地時間)に第66回グラミー賞授賞式が開催され、テイラー・スウィフトが史上初となる4回目の年間最優秀アルバム賞を受賞しました。スティーヴィー・ワンダーやポール・サイモンの3回を抜き、歴代最多記録を更新。
年間最優秀アルバム賞を受賞したテイラーの『ミッドナイツ』は、全世界で600万枚以上を売り上げ全米チャートでは収録曲がトップ10を独占する史上初の快挙も。
さらにSpotifyでは1週間で7.85億回再生され、Apple Musicでは発売初日で最も再生されたポップ・アルバムに輝くなど様々な記録を更新しています。
これまでに全米アルバム・チャートで初登場1位に13回輝き、史上最もアルバムチャートで1位を獲得した女性アーティストの記録も樹立。
4日のグラミー賞受賞スピーチでは新アルバムを4月19日に発売すると発表しており、今後のさらなる記録更新が期待されます。
テイラー・スウィフトのフォロワー数は2億8000万人
史上初の記録を出し続ける世界の歌姫テイラー。Instagramのフォロワー数2億8000万人、X(旧Twitter)のフォロワー数は9500万人を超えています。
その影響力は凄まじく、2018年に初めて自身の政治的意見を公表した上でInstagramを通じて「投票にいこう」と呼びかけると有権者登録数が激増。
2020年の大統領選では民主党ジョー・バイデンの支持を表明し、若年層の票を獲得しました。
そのため今年の大統領選挙でもテイラーの発言の行方が注目を集めており、政界でも無視できない存在になっています。
タイム誌「今年の人」に選出
エンタメ界を超え世界で絶大な影響力をもつテイラーは、2023年にタイム誌の「今年の人」に選出。
1927年のスタート以来、エンターテイナーが選ばれるのは初めてのこと。昨年はウクライナのゼレンスキー大統領が選ばれました。
選出の理由について、タイム誌の編集者サム・ジェイコブス氏は「この分断した世界で、スウィフト氏は国境を越え、光の源となる方法を見つけた。今日の地球上で、これほど多くの人々を感動させることができる人物は他にいない」と述べています。
2023年はテイラーにとって数々の記録を塗り替える年でした。
Spotifyでは2023年に最も再生されたアーティスト1位を獲得。2位のバッド・バニーの再生回数45億回を大きく引き離し、テイラーの再生回数は驚きの261億回。
さらに全米アルバム・チャートで『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』『ミッドナイツ』『フォークロア』『ラヴァー』『スピーク・ナウ』が5作同時にTOP10入り。存命しているアーティストでは史上初の快挙です。
社会現象になったテイラーのツアー「THE ERAS TOUR」
2023年3月からスタートした5年ぶりとなる世界ツアー「THE ERAS TOUR」は、60公演の興行収入が史上初の10億ドル(1500億円)を突破します。
さらにファンたちの移動費、宿泊費、外食費、お土産代など、コンサートが開催される地域に大きな収益をもたらすことから、「テイラーノミクス」という言葉まで生まれました。ツアーによるアメリカの経済効果は7000億円以上と言われています。
2023年10月13日からはツアーを記録したコンサート映画『テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR』も公開。
チケット発売から1日で39億円の売り上げを記録し、これまで首位だった『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の売り上げをたった3時間で更新する大ヒットに。
世界興行収入は371億円を突破し、コンサート映画では歴代1位の快挙まで成し遂げます。
ストリーミング配信ではなく劇場公開を選んだテイラーによって、映画界でも経済効果を生み出す結果となりました。
そして間もなく世界で旋風を巻き起こしている「THE ERAS TOUR」の2024年公演がスタートします。
最初を飾るのは東京。2月7~10日に東京ドームで開催されます。
4日(現地時間)に史上初となる4回目のグラミー賞年間最優秀アルバム賞を受賞したばかり。
これ以上ない最高のタイミングで開催される東京公演は、もう間もなくです。
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