ルーニー・マーラ主演のベルリン映画祭出品作『La Cocina』、ポスターを独占公開

『'La Cocina(原題)』写真: JUAN PABLO RAMÍREZ/FILMADORA
スポンサーリンク

ルーニー・マーラ主演最新作『La Cocina(原題)』のポスター2点が、米『ハリウッド・リポーター』で独占公開された。

原作はアーノルド・ウェスカーの戯曲『調理場』(1957)で、メキシコ人監督アロンソ・ルイスパラシオス(『コップ・ムービー』)は本作で英語長編監督デビューを果たした。

物語の舞台は、マンハッタンのレストラン「ザ・グリル」。2度のオスカーノミネート歴を有するマーラはアメリカ人ウェイトレス・ジュリアを演じ、厨房で働く不法移民のメキシコ人・ペドロ(ラウル・ブリオネス)との関係が描かれる。

このたび独占公開された2点のポスターのうち1点は、背中合わせになったジュリアとペドロが注文票が連なった長いテープに巻き付けられているというデザイン。さらに下部には、自由を求めて脱走したとみられるロブスターも見て取れる。

『La Cocina』ポスター

そしてもう一方は、ペドロが見守るなか、ロブスターの水槽ガラスを拭くジュリアを捉えたデザインとなっている。水槽には小さな自由の女神が閉じ込められており、移民労働者たちのアメリカン・ドリームへの期待、または失望を象徴していることがうかがえる。

『La Cocina』ポスター

映画『La Cocina』は、2月16日にベルリン国際映画祭コンペティション部門でワールドプレミア上映予定。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

スポンサーリンク

Similar Posts