クリス・ファーリー伝記映画、ポール・ウォルター・ハウザー主演でニュー・ライン・シネマが獲得
ジョシュ・ギャッドが監督を務め、ローン・マイケルズがプロデューサーとして参加している。
ニュー・ライン・シネマは、ポール・ウォルター・ハウザーが故コメディ界の伝説クリス・ファーリーを演じる予定の伝記映画の獲得競争で、他を抑えて勝利を収めた。
同社は、激しい競合状況を経て、ジョシュ・ギャッド監督の映画の権利を獲得した。Apple TV+の「ブラック・バード」での演技でエミー賞を受賞したばかりのハウザーが、「サタデー・ナイト・ライブ(SNL)」のスター、「トミー・ボーイ」などの映画に出演し、1997年に33歳で薬物の過剰摂取により亡くなったファーリーを演じる。
クリス・ファーリー伝記映画の脚本
脚本は、トム・ファーリー・ジュニアとタナー・コルビーのベストセラー伝記「The Chris Farley Show: A Biography in Three Acts」を基に、スコット・ノイスタッターとマイケル・H・ウェーバーが執筆する。本プロジェクトは、ファーリー家の承認を得ており、「SNL」のクリエイター、ローン・マイケルズとエリン・デイビッドがブロードウェイ・ビデオの製作総指揮を務める。
ファーリーとは?
ファーリーは1990年に「SNL」に加入し、「ビル・スウェルスキーのスーパーファン」の熱狂的なシカゴ・ベアーズのサポーター役、的外れな動機付け講演者のマット・フォーリー役、準備不足のトーク番組司会者役などで知られている。ファーリーは、デビッド・スペイドと共演した映画「トミー・ボーイ」(1995年)と「ブラック・シープ」(1996年)に出演。他の出演作には「エアヘッズ」(1994年)、「ビバリーヒルズ・ニンジャ」(1997年)、死後公開された「オールモスト・ヒーローズ」(1998年)などがある。
ハウザーのこれまでの出演作には、「アイ、トーニャ」(2017年)、「ブラック・クランズマン」(2018年)、「リチャード・ジュエル」(2019年)、「クルエラ」(2021年)などがある。今夏公開予定の「インサイド・ヘッド2」で声優を務め、ダグ・リーマン監督の「ザ・インスティゲーターズ」でマット・デイモンと共演することになっている。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。