デミ・ムーア、カンヌの衝撃作『The Substance』が大ヒットを記録

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コラリー・ファルジャ監督のボディホラー映画は、デニス・クエイドとマーガレット・クアリーが共演しており、カンヌ映画祭で注目を集めた。ヨーロッパやアジアで販売されており、米国ではMubiが配給を担当している。

バイヤーたちは『The Substance』に熱狂している。

今年のカンヌ・コンペティションで最も話題を集めた作品の一つ、監督コラリー・ファルジャによるデミ・ムーア主演のボディホラー映画は、先週のワールド・プレミアでの熱狂的な反応を受けて、世界中でほぼ完売した。

この映画の世界販売を担当しているThe Match Factoryは、カンヌでイタリア(I Wonder Pictures)、スペイン(Elastica Films)、スカンジナビア(Nonstop Entertainment)、韓国(Challan)、香港(Golden Scene Company)、CIS(VLG.FILM LTD.)、ウクライナとバルト三国(Adastra Cinema)、台湾(Catchplay)、オーストラリアとニュージーランド(Madman Entertainment)、ポーランド(Monolith)、ギリシャ(Feelgood Entertainment)、旧ユーゴスラビア(MCF Megacom)、ブルガリア(Beta Film)、ルーマニア(Independenta Film 97)との契約を締結した。Metropolitanは以前、フランスでの配給権を獲得している。

Match Factoryの親会社であるMubiは、北米、英国、アイルランド、ドイツ、オーストリア、ラテンアメリカ、ベネルクスにおける『The Substance』の全権を保有しており、今年後半に劇場公開を予定している。Mubiはまた、トルコとインドでこの映画の権利を獲得した。Match Factorは、日本との契約を締結し、スイス、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ポルトガル、東南アジアとの交渉が進行中だと述べた。

デミ・ムーアは『The Substance』で、かつて有名だった女優を演じているが、デニス・クエイド演じる卑劣なボスに、マーガレット・クォーリー演じる若手スターのために仕事を奪われてしまう。社会風刺から始まった物語は、やがて血なまぐさいホラーの領域に突入する。ムーアの演じるキャラクターは、自分を拒絶したシステムに血まみれの復讐を果たすが、自分自身とも戦っていることに気づく。映画の記者会見で、ファルジャ監督は、この映画の極端な暴力は、非現実的な美の基準を満たすために社会が女性に、そして女性が自分自身に与える暴力の比喩だと語った。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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