興行成績:『クワイエット・プレイス』先行上映で過去最高の680万ドル、『ホライゾン』は控えめな80万ドル
パラマウント・ピクチャーズの『クワイエット・プレイス:DAY 1』とケビン・コスナーが巨額の予算を投じた西部劇『ホライゾン:アメリカン・サーガ – 第1章』が、今週末、大ヒット中の『インサイド・ヘッド2』と対決する。
『クワイエット・プレイス:DAY 1』は、木曜日の先行上映で680万ドルを記録し、シリーズ記録を打ち立てながら、国内興行収入で印象的なデビューを飾った。
マイケル・サルノスキー監督、ルピタ・ニョンゴとジョセフ・クイン主演の『クワイエット・プレイス:DAY 1』は、好評と観客スコアに後押しされ、公開初週末に4000万ドル以上が予想されている。これはジョン・クラシンスキーが監督せず、エミリー・ブラントが主演しない初のシリーズ作品としては大きな成果である。
前作の『クワイエット・プレイス』と『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』は、それぞれ5000万ドルと5700万ドルの初週興行成績を記録しており、この新作の先行上映の成績は注目に値する成功といえる。
一方、ケビン・コスナーが1億ドルの予算を投じた西部劇『ホライゾン:アメリカン・サーガ – 第1章』は、先行上映で80万ドルと控えめなスタートを切った。年配の男性観客をターゲットにしたこの映画は、1000万ドルから1200万ドルの初週興行成績が予想されている。
コスナーの多額の投資と大規模なプロモーションにもかかわらず、3時間という上映時間を含め、この映画はいくつかの課題に直面している。『ホライゾン』は、ピクサーとディズニーの『インサイド・ヘッド2』と競合。
『インサイド・ヘッド2』は世界興行収入で10億ドルクラブ(10億ドルを超えた映画)入りを目指しており、アニメーション映画史上最速でこの記録に到達する可能性がある。
『インサイド・ヘッド2』は引き続き興行成績でトップを維持し、大ヒット作品としての地位を固めると予想されている。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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