『インサイド・ヘッド2』主要国で大トリの日本公開、大竹しのぶ「人生の思い出になる作品」

『インサイド・ヘッド2』初日舞台挨拶の様子、8月1日
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米ディズニー/ピクサーの最新アニメーション映画『インサイド・ヘッド2』が1日、全国489スクリーンで封切られた。日本語吹き替え版の声優を務めた大竹しのぶ、多部未華子、横溝菜帆、マヂカルラブリーの村上、小清水亜美、小松由佳、落合弘治、浦山迅、花澤香菜が、東京・TOHOシネマズ日比谷で初日舞台挨拶を行った。

頭の中の感情をキャラクター化し、少女ライリーの成長を描くファンタジーの9年ぶりの続編。全米をはじめ世界各国では6月14日に公開され、総興行収入が既に14億6200万ドル(約2245億円)を突破。『アナと雪の女王2』(14億5400万ドル)を抜き、アニメ映画史上最高の大ヒットとなっており、主要国では日本が大トリの公開となった。

大竹しのぶ、8月1日

カナシミ役を続投した大竹は、「続編と聞いて、2年前と思っていたら9年も経っていた。でも、自分の中にはカナシミのキャラクターが残っていた。悲しいと言いながらも、割と太っていて憎めないキャラクターですよね」と笑顔。「夏休みではなく、人生の思い出の一つになるくらい良い映画です。だましていません」と絶対の自信を見せた。

新たにシンパイ役として参加した多部は、「前作も映画館で観ていて、素敵な作品だと思っていた。携われるうれしさよりも緊張が勝ったけれど、なるべく愛らしいチャーミングなキャラクターになればと思い演じました」と告白。「誰もがライリーのように色々な感情を持っているので、バシバシ心に響くと思う。早く観ていただきたいので、私たちはすぐに帰りますね」と茶目っ気たっぷりに語った。

多部未華子、8月1日

声優初挑戦の村上は、「物凄くドキドキして、怒られないか心配だった。でも、『うめいてください』と言われ自分なりにやったら『それです』と言われたので、普段の自分でいけて助かった」と安どの表情。成長したライリー役に抜てきされた横溝は、「皆さんにも色々な感情があると思うので、恥ずかしがらずにさらけ出して見て」とアピールしていた。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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