ヴィム・ヴェンダース監督、ヨーロッパ映画賞で生涯功労賞を受賞へ
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ドイツのヴィム・ヴェンダース監督が、12月7日開催のヨーロッパ映画賞授賞式で生涯功労賞を受賞することが発表された。
ヴェンダース監督はこれまで、3度のオスカーノミネート歴を誇り、『パリ、テキサス』(’84)、『ベルリン・天使の詩』(’87)、そして役所広司がカンヌ映画祭最優秀男優賞に輝いた『PERFECT DAYS』(2023)などの作品で知られている。
ヴェンダース監督の選出にあたり、ヨーロッパ映画アカデミーのマティアス・ヴーター・ノールCEOは声明で、以下のように述べた。
「W・ヴェンダース氏に生涯功労賞を授与し、好奇心に満ちた目と寛大な心で探求し続けられている傑出した作品群を称えます。ヴェンダース氏は本アカデミーの創設メンバーの1人であり、90~95年にはチェアマン、2020年までは会長を務められました。彼の類まれなる献身を称え、感謝の意を伝えられることを嬉しく思います」
ドイツのさまざまな出版社の映画批評家として、キャリアをスタートしたヴェンダース。1975年に自身の製作会社をベルリンで立ち上げ、その後金獅子賞(『ことの次第』)やパルムドール(『パリ、テキサス』)など国際的な賞を多数受賞。世界の映画業界において、最も重要なドイツ人監督の1人として取り上げられている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌
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