休日にイッキ見したい非英語シリーズ7本 ―『神の雫』ほか注目作品をチェック!

ドラマ『神の雫/Drops of God』写真: Apple TV+
ドラマ『神の雫/Drops of God』写真: Apple TV+
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米『ハリウッド・リポーター』が、ワインと権力をめぐる魅力的な日仏合作ドラマから、サケ漁業の厳しい世界を舞台にしたノルウェー版『メディア王~華麗なる一族~』のような作品まで、今年の休暇シーズンに楽しめる7本の非英語テレビシリーズをご紹介。

1.『ザ・ビリーバーズ』(Netflix)

苦境にある仏教寺院を金儲けのビジネスに変えようとする3人の若い起業家たちを描く、刺激的なタイのドラマシリーズ。ダークなコメディーと、絶妙な皮肉に満ちた本作は、道徳的な曖昧さと起業家的な策略の間で揺れ動く型破りな物語だ。

2.『ビリオネア・アイランド』(Netflix)

『ビリオネア・アイランド』写真: Netflix
『ビリオネア・アイランド』写真: Netflix

『メディア王~華麗なる一族~』を彷彿とさせる、痛烈で皮肉に満ちたノルウェーのドラマコメディー。サケ養殖業界の覇権をめぐって争う2組の家族の物語を追う。緊迫した役員会での攻防、産業スパイ、そして家族ドラマ…すべてが、北欧特有のユーモアで味付けされている。ゆっくりと展開する風刺を楽しむファンに最適な作品。

3.『ザ・ケージ』(Netflix)

胸が高鳴るようなフランスのMMAドラマ。プロレスラーとの試合の後、UFCでの栄光への機会をつかんだアマチュア格闘家・テイラーの姿を描く。王道ながらも、感動的なストーリーラインと、実際のUFCスターがカメオ出演するファイティングアクションを見事に織り交ぜている。

4.『ダンダダン』(Prime Video、Netflixほか)

『ダンダダン』写真: Crunchyroll
『ダンダダン』写真: Crunchyroll

非常に面白く、型破りなアニメ作品。超常現象マニアの2人の高校生が、どんどん奇妙さを増していく超自然的な冒険に挑む。『X-ファイル』と十代の奇抜さが衝突したような作品で、ジャンルの境界線を愉快に押し広げる強烈なテンポのプロットが展開されていく。型にはまらず、ジャンルを自由に横断し、真面目になりすぎない作品を愛するファンに最高の1本。

5.神の雫/Drops of God』(Hulu)

『神の雫/Drops of God』写真: Apple TV+
『神の雫/Drops of God』写真: Apple TV+

日本の人気漫画を映像化し、最近国際エミー賞を受賞した魅力的な日仏合作ドラマ。駆け引きと家族の陰謀が交錯し、遺産相続をかけ、ワインに関する複雑なテストに挑むさまを描いている。『エージェント物語』などで知られるベトナム系フランス人脚本家、コック・ダン・トランが、ワインテイスティングのシーンにスリラーのような緊張感を吹き込んでいる。

ワインについて何も知らなくても、この作品を観れば、研修中のソムリエのような気分になるだろう。

6.『怪獣8号』(Prime Video、ディズニープラスほか)

怪獣ジャンルに斬新なツイストを加えた、爽快で愉快なアニメ。主人公の日比野は、街を破壊する怪獣の後処理を担当する作業員で、謎の力で自身も怪獣に変身できるようになる。

成長物語と、アクション・アドベンチャーが織り交ざった本作は、ユーモア、感動、そして怪獣バトルの興奮を見事に融合させている。典型的な怪獣作品よりもずっと軽やかで、ヒーローの変身というお約束に対しウィットに富んだ解釈を提供している。

7.『マクストン・ホール ~私たちをつなぐ世界~』(Prime Video)

敵対関係から恋人へという“あるある”を見事に成功させた、メロドラマ風の官能的なドイツの青春ロマンス。奨学金を得た学生のルビーと、裕福な相続人のジェームズは、学校内の駆け引き、家族の関係、そして予想外の恋に身を委ねる。

この展開がどこに向かうかはもう分かりきっているが、その安定感こそが、このようなキュンとくるロマンス作品の魅力の一部。そして、制作の質は文句なしだ。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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