バイデン米大統領、息子ハンター氏を恩赦 過去の約束を覆す
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アメリカのジョー・バイデン大統領は1日夜(現地時間)、銃の購入と税務関連の罪で有罪判決を受けていた息子のハンター氏を恩赦した。バイデン大統領は、家族のためにこの特別な権限を使わないという過去の約束を覆すこととなった。
ハンター氏は銃関連の裁判で有罪判決を受け、税務不正の罪を認めていた。本措置は、量刑言い渡しが予定されていた数週間前に行われた。
今回の恩赦によって、ハンター氏の長年の法的騒動に終止符が打たれることになる。ハンター氏は2020年12月、ジョー・バイデン氏が大統領選に勝利した1か月後に、連邦捜査の対象であることが公に明らかになった。
日曜日の夜に発表された声明の中で、バイデン大統領は息子の恩赦を報告し、ハンター氏に対する起訴は政治的動機によるものであり、「誤審」であると主張。「父親であり大統領である者がなぜこの決定に至ったのか、アメリカ人に理解してほしい」と付け加え、今週末にこの決定を下したと明かした。
また、薬物依存に苦しんでいたハンター氏は自身の声明の中で、恩赦を決して当たり前だと思わないと述べ、再建した人生を「まだ病気に苦しみ、苦しんでいる人々を助けることに」捧げると誓った。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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