二宮和也『【推しの子】』イベントに初登場、櫻井海音ら若手を称賛
俳優の櫻井海音と嵐の二宮和也が25日、映画『【推しの子】-The Final Act-』の公開記念舞台挨拶を東京・丸の内TOEIで行った。
二宮は謎の男カミキ役で、Amazon Prime Videoで配信中のドラマシリーズの7、8話で意味深に登場。完結編となる映画では、母親の死の真相を知るため芸能界に身を投じる櫻井演じるアクアの宿敵となる役どころだ。
撮影も終盤からの参加で、同シリーズのイベントには初登場となり「本当にちょっとしか出ていないのに、堂々と舞台に立ってすいません」と恐縮。出演も直前まで限られたスタッフ、キャストにしか知らされていなかったため「どこかで漏れないか、ハードルが高くなりすぎてずっと恐怖だった。現場でも紹介がなく、(共演した要)潤さんもビビりまくっちゃって…。でも、感想もちらほら聞こえてきて、狙ったところに届いている実感があって安心しています」と安どの笑みを浮かべた。
事前に知っていた櫻井は、「二宮さんのお芝居が大好きで、作品もめちゃくちゃ見ていました。カミキは物凄い役で一言でサイコパスと片付けられない狂気性がある。初めて対峙して二宮さんしかいない、これ以上の幸せはないと思いました」と最敬礼。二宮は相好を崩し、「ここ、使ってくださいね」と取材陣にリクエストした。
撮影時、カミキは原作ではほとんど描かれていなかったが、二宮は「原作より食い込んでいる設定だったので、表現は自由ではあった。映画を見て原作に戻るなど、いろいろなカミキがいてもいいと思った」と、独自のキャラクター像を構築したことを強調。そして、「核となる若い子たちが皆、この作品、チームが好きで、頑張って芝居と向き合っている姿に感動した。一生懸命ぶつかって生まれたものが映っている。原作も納得していただけると、僕は思う」と後輩たちの健闘を称えていた。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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