松重豊&遠藤憲一『孤独のグルメ』の次は双子役でタッグ⁉

東京・TOHOシネマズ日比谷にて行われた『劇映画 孤独のグルメ』の公開記念舞台挨拶
東京・TOHOシネマズ日比谷にて行われた『劇映画 孤独のグルメ』の公開記念舞台挨拶 ©︎The Hollywood Reporter Japan
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『劇映画 孤独のグルメ』の公開記念舞台挨拶が18日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。監督・脚本・主演の松重豊は、黒髪に染め主人公の井之頭五郎として登場。遠藤憲一は、劇中番組「孤高のグルメ」で演じた善福寺六郎の衣装で登壇した。

駆け出しの頃からしのぎを削ってきた盟友。松重は、「街で声をかけられても、いまだに10人に1人は『孤高のグルメ』と言われる。だったら出せば面白いと思い、最初のシナリオの段階からあって遠藤さんしか思い浮かばなかった。断られたら企画がなくなるくらいの思いでいた」とラブコールを送った。

主人公の井之頭五郎を演じている松重豊 ©︎The Hollywood Reporter Japan
主人公の井之頭五郎を演じている松重豊 ©︎The Hollywood Reporter Japan

遠藤も快諾し、出演は今月10日の公開日まで伏せられていたが「一生懸命、監督の言う通りにやっただけ。そんなにもったいつけるものじゃないし、恥ずかしかった」と謙そん。「映画は普通、飽きのくる部分があるものだけれど、お世辞抜きで全く飽きない素晴らしい作品だった。最初の頃は緻密で面倒くさい人だと思ったけれど、それが監督業、脚本業に生かされていた」と絶賛した。

遠藤憲一「飽きない素晴らしい作品」と監督・脚本を務めた松重を絶賛 ©︎The Hollywood Reporter Japan
遠藤憲一「飽きない素晴らしい作品」と監督・脚本・主演を務めた松重を絶賛 ©︎The Hollywood Reporter Japan

「孤高のグルメ」のシーンは映画の大きなオチの一つになっており、松重は「あそこまで笑ってもらえるとは、こちらの思うツボ。いろいろな見方ができる映画のようで、多くの言葉をいただいている。楽しんでいただけていることが、私にとっては至上の喜びです」と感激の面持ち。遠藤も「誰よりも安心できる心強い存在。(撮影が)1日だけでも参加できたのは名誉なこと」と笑顔で話した。

遠藤が松重にからもうとすると、松重が「並ぶとすぐ肩を組んでくるんですよ。それくらい仲がいい」と照れながらもうれしそう。この日はよく似たスーツ姿だったため、遠藤は「今度は双子の役でどうよ」と提案。松重も「次は遠藤さんの監督作を見たい」とさらなる共闘を期待していた。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

東京・TOHOシネマズ日比谷にて行われた『劇映画 孤独のグルメ』の公開記念舞台挨拶
東京・TOHOシネマズ日比谷にて行われた『劇映画 孤独のグルメ』の公開記念舞台挨拶にて ©︎The Hollywood Reporter Japan
孤独のグルメ【新装版】 (SPA!コミックス)  引用元:Amazon
孤独のグルメ【新装版】 (SPA!コミックス)  引用元:Amazon

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