第1回から2025年まで!グラミー最優秀アルバム受賞作リスト
![テイラー・スウィフト、マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダーら、グラミー最優秀アルバム賞の受賞者たち](https://hollywoodreporter.jp/wp-content/uploads/2025/02/Grammy-List-split-8-H-2023.jpg)
グラミー賞の「年間最優秀アルバム賞」は、音楽家のキャリアにおける最高の栄誉の1つとして知られる。1959年の第1回グラミー賞でヘンリー・マンシーニが『The Music From Peter Gunn』で受賞して以来、65年以上の歴史を持つ。
これまでの受賞作を一部抜粋する。
(この記事は2016年の2月14日に公開されたものを元にしています。)
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1959年: The Music From Peter Gunn
アーティスト: ヘンリー・マンシーニ
プロデューサー: サイモン・レイディー
他の受賞項目: ベスト・アレンジメント賞
1961年に公開されたオードリー・ヘップバーン主演のお洒落なラヴ・ストーリー、『ティファニーで朝食を』のサントラを手掛けたのが天才作曲家のヘンリー・マンシーニ。
同映画の挿入歌「ムーン・リヴァー」が永遠の名曲として今も愛され続けている。
1960年: Come Dance With Me!
アーティスト: フランク・シナトラ
プロデューサー: デーブ・カバノー
他の受賞項目: 最優秀男性ヴォーカル賞
20世紀を代表するアメリカの歌手、最高のスウィング・ラヴ・ソングシンガーのフランク・シナトラは、60作品以上の映画に出演したアカデミー賞助演男優賞受賞俳優でもあった。
1961年: Button-Down Mind of Bob Newhart
コメディアン、俳優、会計士と多くの顔を持つボブ・ニューハートは、米人気バラエティ番組『サタデー・ナイト・ライブ』にも出演していた。
コメディアルバムレコードの本アルバムでグラミー賞を受賞した。
アーティスト: ボブ・ニューハート
他の受賞項目: 最優秀コメディ・パフォーマンス賞 (ミュージカル)、最優秀新人賞
1962年: Judy at Carnegie Hall
子役として出演した『オズの魔法使』の主役ドロシー役で人気を博し、『スタア誕生』など近年リメイクされている人気作品で抜群の歌唱力を披露、ゴールデングローブ賞、トニー賞特別賞なども受賞した女優。
アーティスト: ジュディ・ガーランド
他の受賞項目: 最優秀女性ヴォーカルパフォーマンス賞
1963年: The First Family
アーティスト:ヴォーン・ミーダー
他の受賞項目: 最優秀コメディパフォーマンス
1964年: The Barbra Streisand Album
アーティスト:バーブラ・ストライサンド
他の受賞項目: 最優秀ボーカルパフォーマンス賞(女性)
『スター誕生』で作曲家としてアカデミー歌曲賞受賞、1995年にはグラミー生涯成績賞を受賞。女優としても活躍し、自身の映画出演作の主題歌を歌ったり、楽曲の提供をしている歌手・作曲家・俳優・映画監督と多彩なストライサンド。
直近の受賞作品と2025年受賞者 ビヨンセ『Cowboy Carter』
近年の最優秀アルバム受賞者には、ハリー・スタイルズ、ビリー・アイリッシュ、テイラー・スウィフト、ジョン・バティステなどが含まれる。特筆すべきは、アデルとスウィフトが女性アーティストとして唯一の複数回受賞者であることだ。スウィフトは20歳の時に「Fearless」最優秀アルバム賞を受賞し、本賞の最年少受賞記録も樹立した。
そして2025年、第67回グラミー賞授賞式が開催され、ビヨンセが『Cowboy Carter』で自身初の「年間最優秀アルバム」受賞を果たした。
2021: Folklore
アーティスト:テイラー・スウィフト
2022年: We Are
シンガー、ピアニスト、作曲家であるジョン・バティステが、「キャリアのターニングポイント」になると確信するアルバム『ウィー・アー』。ブラック・アメリカン・カルチャーに敬意を示しながらも、ジャズ、R&B、ポップス、ファンク、ヒップ・ホップ、クラシックを自由自裁に横断する、彼自身のルーツやこれまでの伝統と進化や未来を見据えた全く新しいサウンド。
アーティスト:ジョン・バティステ
他の受賞項目: 最優秀アメリカンルーツパフォーマンス「Cry」、最優秀アメリカンルーツソング「Cry」、最優秀ビジュアルメディアスコアサウンドトラック(「Soul」)、最優秀ミュージックビデオ「Freedom」
2023年: Harry’s House
ハリー・スタイルズは、21世紀最大のポップ・グループ=ワン・ダイレクションの一員としてキャリアをスタートさせ、2017年にソロ・デビュー。デビュー・アルバム『ハリー・スタイルズ』はいきなり全米・全英含む55カ国以上のチャートで1位を獲得。第3作目となるソロアルバム。『Harry’s House』にはヒット曲「アズ・イット・ワズ」に加えて、「レイト・ナイト・トーキング」、「ミュージック・フォー・ア・スシ・レストラン」、「マチルダ」が収録されている。
アーティスト:ハリー・スタイルズ
他の受賞項目: 最優秀ポップ・ボーカル・アルバム、最優秀エンジニアリング・アルバム(非クラシック)
2024年: Midnights
2023年5月に開催されたTHE ERAS TOUR の米ニュージャージー公演のコンサート会場でのみ販売されたザ・レイト・ナイト・エディションが来日を記念して、7インチ紙ジャケ仕様のデラックス盤として国内盤化。
テイラーの通算10作目のオリジナル・アルバム。
ヒット曲「アンチ・ヒーロー」収録。
アーティスト:テイラー・スウィフト
他の受賞項目: 最優秀ポップボーカルアルバム
2025年: Cowboy Carter
2022年にリリースされた前作『ルネッサンス』の 「act ii」 として発表された『COWBOY CARTER』は、ジャンルにとらわれず、音楽にまつわるあらゆる境界線を取っ払い、固定概念を覆した実験的な作品として大きな話題を呼んでいる。
カントリーミュージックに大きくインスパイアされながらも、ロック、ブルーグラス、ブラック・ミュージックの要素もあり、カントリーミュージックの大御所ウィリー・ネルソン、ポップ界からはマイリー・サイラスやポスト・マローンとコラボ曲も含まれる。
アーティスト:ビヨンセ
他の受賞項目: 最優秀カントリーアルバム、最優秀カントリーデュオ/グループパフォーマンス「II MOST WANTED」 feat. マイリー サイラス
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※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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