笑福亭鶴瓶6年ぶり主演映画『35年目のラブレター』を自画自賛「凄くいい映画」

『35年目のラブレター』披露試写会 左から塚本連平監督、上白石萌音、重岡大毅、笑福亭鶴瓶、原田知世、安田顕、くわばたりえ ©︎The Hollywood Reporter Japan
『35年目のラブレター』披露試写会 左から塚本連平監督、上白石萌音、重岡大毅、笑福亭鶴瓶、原田知世、安田顕、くわばたりえ ©︎The Hollywood Reporter Japan
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落語家の笑福亭鶴瓶と俳優の原田知世が夫婦役を演じる映画『35年目のラブレター』のお披露目試写会が3日、東京・大手町の日経ホールで行われた。二人は共演のWEST.の重岡大毅、上白石萌音、安田顕、くわばたりえ、塚本連平監督とともに舞台挨拶に登壇。鶴瓶は、「自分で言うのもなんやけど、凄くいい映画になっています。夫婦の良さ、人間の愛の部分が凄く出ていて素晴らしい」と自画自賛した。

『35年目のラブレター』出演の笑福亭鶴瓶 ©︎The Hollywood Reporter Japan
『35年目のラブレター』出演の笑福亭鶴瓶 ©︎The Hollywood Reporter Japan

貧しい家に生まれたため学校に通えず、読み書きができないまま大人になった西畑保と、結婚後半年でその事実を知りながら夫を支え続けた妻・皎子の愛を描く、実話に基づく感動作。6年ぶりの映画主演となった鶴瓶は、「(妻役が)知世ちゃんに決まって、周りに伝えたら『なんでそんな幸せやねん』と言われた。本当に幸せだった」と目尻を下げた。

鶴瓶と夫婦役を演じた原田知世 ©︎The Hollywood Reporter Japan
鶴瓶と夫婦役を演じた原田知世 ©︎The Hollywood Reporter Japan

原田も、「ご一緒できたことが幸せ。保さん(鶴瓶)を側で見て感じるだけで、自然に皎子に近づいてきて、私にとってとても濃い時間になりました。長い人生を体感しているような不思議な感覚でした」と同意。「絶対に温かい気持ちになる映画です」と言い切った。

二人の若い時代を演じたのが重岡と上白石。重岡は、「何かやるのに遅いことはないというメッセージを僕なりに受け取って、映画を通して伝えたいと思った」と告白。一方の上白石は、「脚本を超えた温かさがあって、私たちの将来、未来へのワクワクが止まらなくて、一観客として大好きな映画になりました」と話した。

映画『35年目のラブレター』重岡大毅、笑福亭鶴瓶 ©︎The Hollywood Reporter Japan
映画『35年目のラブレター』重岡大毅、笑福亭鶴瓶 ©︎The Hollywood Reporter Japan

鶴瓶は時折メガネを外し、澄ました顔を見せると重岡が「似せてきてます?」とツッコミ。鶴瓶が「俺、こんな顔ちゃうわ」とぼやくと、重岡が「映画を見た人から、めっちゃ似ているって言われるんです。うれしさと複雑さ半々です」と切り返し、会場の笑いを誘った。

『35年目のラブレター』は、3月7日から全国で公開される。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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