カニエ・ウェスト妻、夫が差別投稿で炎上する中助けを求めているとの報道を代理人が否定
![カニエ・ウェスト、ビアンカ・センソリ](https://hollywoodreporter.jp/wp-content/uploads/2025/02/1739161516_GettyImages-2197300173-H-2025.jpg)
ビアンカ・センソリの代理人は、彼女が夫のカニエ・ウェストによるSNS上での炎上騒動を受けて、助けを求めているとの報道を否定した。
日曜日、代理人は米『ハリウッド・レポーター』に対して土曜日の夜にセンソリだと主張する認証済みのX(旧ツイッター)アカウントによる投稿はなりすましで「イェ(ウェスト)の妻のものではない」とした上で、「Xにアカウントの認証を取り消した上でアカウントを停止するよう求める」と語った。
問題となった投稿には以下のような内容が記されていた。「主よ、愛と心配をもって、夫をあなたのもとに導きます。 彼の心を和らげ、言葉を導き、知恵と優しさで満たしてください。彼を苦難から守り、すべての人を理解し尊重するように導いてください。 私たちの間に違いはあっても、私は彼を無条件に愛しています。私たちの絆を強め、私が忍耐と励ましの源となれるよう、力をお貸しください。イスラエルとすべての善良なユダヤの人々に神の祝福がありますように。 アーメン」
伝えられるところによれば、ウェストは日曜日にXのアカウントを削除したようだが、彼による反ユダヤ主義的な一連の投稿はネット上で炎上を続けている。投稿の中で彼はナチスを自称しながらアドルフ・ヒトラーを称賛し、鉤十字があしらわれたYeezy(自身が手がけるブランド)のTシャツを宣伝したばかりか、#MeToo運動や奴隷制に関する彼の物議を呼んだ発言を繰り返した。
今回の騒動は先週のグラミー賞セレモニーで起こった「全裸ドレス」騒動の衝撃が収まらないうちに起こったものでもある。
最近では『フレンズ』に出演したデヴィッド・シュワイマーもXのオーナーであるイーロン・マスクに対し、「マスクさん、狂気じみた無知な人間が無知に基づく憎しみや悪意を撒き散らすことを止めることはできないが、そういう人間にメガホンを与えないことならできる」としつつ、「カニエ・ウエストのフォロワー数は3270万人で、これはユダヤ人の人口の2倍にあたる。 彼の病的なヘイトスピーチは、ユダヤ人に対する現実の暴力につながる」としてウェストをプラットフォームから追放するように求めた。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら
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